自分の花を

カメラ好きによる、写真で伝える自己満足の世界。

アサヨ峯~テント泊、終

2017年07月23日 |    南アルプス


アサヨ峯山頂からの景色は想像以上に絶景だった。
まずは北岳が目の前にドカーンと・・。
右回りで西に仙丈ケ岳、北に甲斐駒ケ岳、西に鳳凰三山と、
四方を南アルプスの名峰に囲まれている。
これには開いた口がふさがらないね・・。
暫くゆっくりと景色を堪能しながら休憩する。


山頂で約30分休憩してから下山を開始する。
何度も撮ってしまう甲斐駒に雲がかかり始めた。





アサヨ峰から偽山頂を通過すると、
雲に覆われ始めた。
視界が遮られる・・。
これを恐れていたんだが、思ったほど覆われなかった。





栗沢山まで戻ってきた。
アサヨ峯までの東側斜面から雲が一斉に流れてきていた。
戻ってきた栗沢山では何人かの登山者と合った。
栗沢山までで下山する人や、アサヨ峯まで向かう人と・・。
その中でアサヨ峯に向かうというソロ登山者と話をし
忠告をした。この雲だからルートミスにはくれぐれも気を付けってね。
今通ってきた感想を伝えた。
その登山者は手に持っていたカメラとストックをザックにしまい、
アサヨ峯へ向かっていった。





栗沢山を後にして間もなく雲に覆われてきた。
辺りは真っ白だ。
早めにアサヨ峰に登頂しておいて良かったと思えた。





仙水峠も無事通過し、あとは小屋までのなだらかな登山道。
ここまで来るとクールダウン。
ゆっくりと歩く。





テント場である長衛小屋に到着。
無事に戻ってきた・・。
時刻は11時前。朝の出発から約6時間半かかったことになる。
少し腰を下ろし持参した残りのラーメンで軽く昼食にした。





昼食後、パッキングをしてバス停である北沢峠へ向かう。
次のバス発車時刻は13:10発。
待っている間に、辺りを名残惜しくウロウロと散歩する。





北沢峠より約1時間、バスで仙流荘へ。
車へ戻り途中さくらの湯で入浴。

今回、甲斐駒ケ岳とアサヨ峯のテント泊登山。
充分に南アルプスを満喫できた登山だった。
甲斐駒ケ岳はやはり名峰として素晴らしい山ではあったが、
どちらかというと、アサヨ峯の方が登山として楽しめたイメージはある。
天気の影響もあるかもしれないが・・。
甲斐駒はガスって見晴らしがあまり良くなかったからね。
その点、雲は出るものの稜線歩きで四方を名峰に囲まれた眺望が
楽しめるアサヨ峯は最高だった。
山梨百名山68.69座登頂



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