自分の花を

カメラ好きによる、写真で伝える自己満足の世界。

節刀ケ岳登山

2016年07月22日 |    山梨


6/2十二ケ岳を後にして、節刀ケ岳方面へ向かい暫くすると開けた場所に出た。
鬼ケ岳と雪頭ケ岳だ。





ほとんどの人が十二ケ岳までなのだろう、
ひと気が無くなった登山道で、自撮りでもしながら少し休憩する。




実はこの登山道でちょっとしたアクシデントがあった。
木の根に足を取られて、思いっきり前から倒れた。
胸には一眼レフをぶら下げてるのに・・。短い時間だけど倒れる瞬間に「やばい!」って思った。
うつぶせに倒れてから、暫くすると強烈な痛みが込み上げてきた。案の定胸が痛く、
呼吸も出来ず倒れながらのたうち回った。
こんな誰もいないところで「やっちまった!」って感情が沸き上がった。
肋骨でも折っただろうと思ったが、吐き気や目眩などの症状はなく、
またカメラを見ると汚れてはいるが破損はしていない。
意外にも人間もカメラも丈夫に出来てることに感心しながらも
依然胸は痛く深呼吸が出来ないことで、暫くその場に座り込んだ。
少しするとだいぶ呼吸が楽になってきた。幸い胸の痛みと息苦しさ以外の症状は出ていないので、
骨折ではなく、打撲で済んだのだろう。ゆっくりと地図を広げエスケープルートを探したが、
見当たらない。ザックの中には救急キットにロキソニンがあるので必要なときは服用するようにして
先へ進むことを選択した。
その後、胸には大きな痣と痛みが残った。





なんとか金山山頂に到着。
アクシデントもありながら十二ケ岳山頂から約1時間。
山頂には誰もいない。ここで転倒後の体調をみるべくゆっくり腰を下ろし昼食休憩にした。





胸は依然と痛みはあるが何とか歩けるので、昼食後、
予定通り節刀ケ岳へ向かった。金山から約15分。
節刀ケ岳山頂到着。富士山が未だ綺麗に見えている。
暫くするとどこからか熊鈴の音が聞こえてきた。どうやら別ルートから登ってきた登山者のようだ。





節刀ケ岳からまた金山へ戻り、鬼ケ岳方面へ進む。
見晴らしのいい場所に出ると、今回歩いている尾根が見える。





ゆっくりと歩きながら鬼ケ岳山頂到着。
金山から約30分。
山頂からは背伸びすると、以前に登った王岳への稜線が見える。
少し休憩してから南側の雪頭ケ岳方面へ下山する。





途中のお花畑は時期的に何も咲いていなかったけど
ここからの眺めは最高だった。ザックを降ろし長めの休憩・・。
富士山の手前には足和田山から三湖台の見晴らし場まではっきりとわかる。
自分が登った山を振り返りながら、のんびりと時間を過ごす。




河口湖はもちろん、山中湖まで見渡せる。




お花畑で長めの休憩をした。
長めだと思っていた。だが記録を確認する10分ほどだった。
せっかちなんだな~・・。
お花畑から先はブナ林の中を歩いていく。





気持ちのいいトレイルだ。
歩いていても爽やかだ。胸の痛みを除いては・・。





お花畑から約1時間半、下山口のいやしの里根場に到着
登山者用駐車場にデポしてあった自転車で西湖畔を通って
文化洞トンネルまで戻る、約20分。




6/2十二ケ岳、節刀ケ岳登山。
総行程約7時間半(休憩含む)

今回は転倒というアクシデントがあった。2週間痣が消えないほどの大きな打撲だったが
そのまま歩いて下山できたことは幸いだったろう。場所によっては滑落なんてこともあり得る。
もっと注意して歩かなければ・・。

山梨百名山34.35座登頂。
西湖いずみの湯で汗を流し帰宅。





Comment    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 十二ケ岳登山 | TOP | TRAIL »
最新の画像もっと見る

post a comment

Recent Entries |    山梨