
7月27.28で燕岳登山へ出かけた。
初の北アルプスへ単独テント泊、いざ出発!
自宅を早朝3時から車を走らせ、途中のSAで30分の仮眠をとりながら
中央道から見える金峰山を過ぎ、右に八ヶ岳、左に南アルプス、オベリスク
そして長野自動車道からは槍ヶ岳がチラホラと現れ、興奮しながら
運転し約4時間で中房温泉登山口駐車場に到着。
第一駐車場に車を停めて、支度を済ませて7時半出発。
約30分で第一ベンチ到着。この時中学生の団体が休憩していてベンチが
かなり混み合っており水場が見つけられなかった。

この日はかなり暑く、テント泊ということもあり
ザックが重く最後の富士見ベンチではもうクタクタ。
しかも富士山見え~ず。
少し前までは見えてたなんて言われたっけ・・。

かなりの疲労度で合戦小屋に到着、約3時間。
名物のスイカに行列。折角だから頂こうかと思ったけど
一切れ800円の値段に断念する。

合戦小屋で少し休憩をしてから、
ここからは景色が良くなるんだ!と、自分に言い聞かせて
意を決して出発する。
槍ヶ岳が大きく見えたときには、やはり興奮する。

合戦小屋を出発してから約1時間で燕山荘に到着。
いや~、疲れたけどこの景色は絶景だ。
これを見るために頑張ってきたんだ!最高だ~!

本来の予定は燕山荘を通過して大天井岳へ向かい、大天荘でテント泊して
翌朝ピストンで燕岳経由で下山する予定だったが、
翌日の天気が悪いのと、何よりかなりの疲労度で
軽い脱水症状気味だったので、予定を変更して燕山荘でテント泊して
翌日そのまま下山に変更。
まず幕営してから、持ってきた水分を全部飲み干しても
足りないので燕山荘で飲料水と食事用の水1リットルを購入。
少し辺りで景色を見ながらゆっくりとする。

暫くしてから、燕岳山頂へ向かう。
山頂方面は雲に覆われていた。

途中の燕岳名物のイルカ。
なるほど。これは確かにイルカだね。
槍ヶ岳を一緒に写そうと思ったら槍が雲に隠れてた。

山頂に行くまでの間に、小さなケルンがいくつも作られてた。
燕岳山頂は狭いうえに次々と人が押し寄せてくるので、
山頂では何もできなかった。ただ通過でしかない(笑)。

テン場に戻り少し仮眠を取った後、燕山荘近くが騒がしくなった。
周りの人に聞くと、どうやら雷鳥が現れたらしい。
やっぱりここはカメラ持って参戦。
雷鳥が見れるなんて嬉しい!

晩飯も食べ終わり、さあ夕景の時間!といきたいところだけど
台風の影響で雨の予報に変わった翌日、この日の夕焼けもどうやらイマイチのようだ。

恐らく立山方面は綺麗な夕焼けが出てたんだろうな・・。

槍ヶ岳方面は雲がだんだん多くなってきたようだ・・。

ケルンの写真なんだか不思議な遠近感があって何だろうと思ったら、先日、群馬の一ノ蔵沢で有名な岩壁をみたとき頭の奥の「何かスイッチ」がカチンと入ったのを思い出しました(笑)
P.S.
岩の波にイルカくん。。目まであるような。。やはり上を見上げているんですねぇ~。
あの独特なフォルムは遠くからでも見分けられるし
また簡単に日帰りで登れる山でないことから憧れですね。
谷川岳の雪渓を前にして、やる気スイッチとは
それは必然ですね。(笑)
是非・・。