新人類と言われていた新成人より。

カーラジオから聞こえてくるＦＭ放送が
「新成人の生まれた年に流行った歌の年間ベストテン」
をやっていた。
時は成人式。つまり、２０年前にヒットした歌。

中森明菜　「ミ・アモーレ」
CCB 　　　「ロマンチックが止まらない」
チェッカーズ「ジュリアに傷心」
小林明子　　「恋に落ちて」
松田聖子　　「天使のウインク」

懐かしい曲が続き、知らない内に口ずさんでいる。ほとんど歌詞を見ずに歌えることの自分に驚いてしまう。
新成人との年の差を改めて痛感してしまった。

２０年前は辛うじて、まだ学生だったが、義務教育は終了していたはずだ。
数年後には当時、町のいたるところにあった、コンテナで出来たカラオケボックス店でよく歌っていた。
当時のメンバーや店のインテリヤまでもはっきりと甦ってくる。
皆、見事に蜘蛛の子を散らすようにバラバラになってしまった。
専業主婦となり、子育てに追われる人、
病気治療の為、ストレスの無いところへ移住した人、
嫁さんの故郷がある場所へ生活拠点を変えた人、
不倫の末、略奪愛により、身を隠してしまった人、
夜勤がある職に就き、すっかり一般サラリーマンと生活のリズムと休日がずれてしまった人。
事情はさまざまだが、当時のメンバーで集まることが困難になってしまった。
みんな、何しているのかな？