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社内にて先日「セクハラ・ホットダイヤル」が設置された。
メールにて、ダイヤルの案内やセクハラに該当する言動や発言の事例が細かく記載されており、同僚達と冷やかしながら一時の話題提供になった。

数年前に社長が交代し、重役達も定年による世代交代で、トップ陣営の顔ぶれが一層されてきた矢先のことだ。たたき上げのトップがほとんど居なくなり、企業としてもISOの所得に会社方針が変わってきている。
会社が変わろうとしていることが、下の立場からも伺うことが出来る。いままでの古いしきたりを一層するかのように・・。
昨年ぐらいから、処罰委員会からの対象者の処分が記されたメールをよく目にする。
この処罰委員も一層されてのことだ。さまざまな悪戯が明るみに出てきたといったところだろうか。

そんな中、机を並べている身近な同僚が処罰委員会にかけられることが耳に入ってきた。
いままだ極秘調査中とのことで、聞き込みによる証拠集めの段階だそうだ。
容疑はかなり悪質だという。
一度でも、処罰委員会にかけられると、１０年はこの呪縛から逃れることは出来ない、という話を以前に上司から聞いたことがある。昇給は勿論、昇格もだ。
役職が付いている同僚を、「君」と呼ぶことになるだろう。
この同僚は社内でも評判は良くない。僕も馬が合わなかった。
コネで入社したと噂されている、この同僚は仮にも上手く処分をもみ消すことが出来たとしても、
おそらく来年は席を並べることは無い・・・・。