秋に実になる植物(1)
ミツバアケビ
熟すと実が赤く、開くことから「朱実」、「開け実」がアケビと呼ばれるようになりました。実の中は種がいっぱいですが、それを包む果肉は白く、甘味があります。10月の運動会頃に熟します。
中身を食べたあとは、一番外側の皮をむき、ミンチ肉などをつめてあげると、少しほろ苦さがあり、もちもちとした食感が味わえます。
コバノガマズミ
葉が小さく、葉の表面にはビロード状の毛があるので手触りが柔らかく感じます。
ガマズミ
枝がしなるほどたくさんの実。葉には毛がありません。
サルトリイバラ
赤く色づいた実は鳥たちが食べます。葉は餅を包むのに使われたりします。
ノブドウ
赤紫、青紫、空色、などの色の実を付けます。ブドウタマバエなどの虫が入ることで色が変わります。残念ながら実は食べることができません。
ナツハゼ
果実は黒褐色をしており、生食やジャムなどに利用できます。