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阪森郁代「ランボオ連れて風の中」花ほのぼのと

2012-12-01 08:16:41 | クンストカンマー(美術収集室)短歌
木の枝に忘れ去られし水筒のいまだ森閑と少年の色

少年と水筒の存在が混ざりあいどちらもが忘れ去られた印象を与えるよう計算されている。森閑も深い森を印象付ける。この技巧が作者だ。水筒という物もまた秀逸だ。