短歌人九月号「黄昏て」野地千鶴 2010-09-07 08:25:50 | クンストカンマー(美術収集室) もう誰も棲んでは居ない胸の奥ちょっぴり赤い花など咲けよ なんの赤い花かは言わない。言わないのがいい。ちょっぴりもまたいい。「もう」だから確実に誰かが棲んでいた。喪失からほんの少しの希望を見出だす。私は作者の心に大きな赤い花が咲いて欲しいと願っている。 « 即詠011~020 | トップ | 即詠031~040 »
コメントを投稿 ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。 goo blogにログインしてコメントを投稿すると、コメントに対する返信があった場合に通知が届きます。 ※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます 名前 タイトル URL ※名前とURLを記憶する コメント ※絵文字はJavaScriptが有効な環境でのみご利用いただけます。 ▼ 絵文字を表示 携帯絵文字 リスト1 リスト2 リスト3 リスト4 リスト5 ユーザー作品 ▲ 閉じる コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。 コメント利用規約に同意する 数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。 コメントを投稿する