真弓「溺愛」斎藤典子
龍之介に男(を)の子三人ありしことを棘のごとく思ひおこせり
ぼんやりとした不安から自死した龍之介。残された三人の男の子。そのことを棘のように思い起こすのは何故だろうか。作者は誰に思いを寄せているのか。龍之介だろう。今までの歌からそう思う。
龍之介に男(を)の子三人ありしことを棘のごとく思ひおこせり
ぼんやりとした不安から自死した龍之介。残された三人の男の子。そのことを棘のように思い起こすのは何故だろうか。作者は誰に思いを寄せているのか。龍之介だろう。今までの歌からそう思う。