元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

「夜と霧」を見た。

2017年09月15日 00時04分54秒 | アレコレ鑑賞
「出川が退院「月曜から米国」」

 出川には健康第一で頑張って欲しい。

---

 アラン・レネ監督「夜と霧」を見た。どういう映画かは知っていた。いつかは見ないといけない作品だと20年以上思い続けていた。その間にナチスの悪辣は映像を通して色々と知ってしまっていた。その状態で見たこの映画を見ると、ひどくあっけない終わり方だった。

 公開した時も映画で非ずとして賞レースへの参加を止められたらしいが、1955年当時なら問題を定義するドキュメンタリー映画として意味があったのだと思う。しかし現在にいたっては、その他の作品で散々問題定義されつくしているので、映像はともかく内容としてのインパクトはなかった。

 この手の映画を見るたびに思うのだが、この映画をドイツ国民は見ることができるのだろうか。日本に住んでいると中国や韓国での非道を扱った作品に出会う機会が少ない。日本のそういった映像が少ないせいなのか、検閲でも入ってシャットアウトされているのだろうか。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする