元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

涼宮ハルヒの消失を見た。

2017年09月17日 00時15分53秒 | アレコレ鑑賞
「ガマ荒らし 少年4人「棒で」」

 割とクズだなぁと思う。

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 石原立也総監督「涼宮ハルヒの消失」を見た。面白かったよ。なんて書くより色々と自分なりのQAや思いを書いておきたい感じ。なお見返していないので、認識そのものが間違っているかもしれない。

Q1.文芸部に置いてあったPCのOSがなんでWindows95だったのだろうか。
→意図がよく分からん。時代的にはWindowsXPを使っている頃なのに。Win95を見た俺は「あ、過去に来たんだ」とちょっと思った。

Q2.なぜ改変後の世界で、きょんと朝比奈さんを同じ高校にいる設定にしたのだろうか。
→もし長門がきょんのことを好いている設定なら、朝比奈さんも涼宮たちと同じ高校にいる設定にした方が、恋敵がいなくて良かったのではなかろうか。

Q3.12月18日の午後に登校した朝倉は、その日の早朝にきょんにナイフを立てたにも関わらず、平然と席に座っているきょんに驚かないのはなぜか。
→異なる12月18日が存在するのだと思う。1回目は世界の改変だけが行われた12月18日。ここではきょんは傷つかないから、朝倉はきょんを見ても驚かない。2回目は世界の改変後にきょんが傷つく12月18日。恐らく2回目は、朝倉は学校に行っていない。行かせないように未来から来たきょんたちが、なんらかの手当てをしたと思う。しないほうがおかしいと思う。朝倉が学校に行かなくても、きょんは世界の異変には気がつけるだろうから問題ない。

Q4.ナイフに刺されたきょんを、未来から来たきょんが助けに来たが「訳あって、助けることはできなかった」と言ったのはなぜか。
→助けなかったポイントはきょんが入院していた病院での長門との会話にあるのではなかろうか。会話の中で情報統合思念体をオレがとっちめてやる!的なことをきょんが言っていた。このセリフがないと、長門は消されてしまうのではなかろうか。長門がいない未来がどこかに存在し、そうはさせないため、きょんは一回刺されとけ!となったのではなかろうか。

Q5.結局のところ、涼宮ハルヒとは何者なのか。
→このシリーズ作品の最大の謎であり、ハルヒの正体がずっと気になっているのだが、消失を見たら良い意味でどうでもよくなってしまった。この作品は宇宙人と未来人と超能力者がいる非日常系の面白い日常が描かれればそれで良いんだと思うようになった。もちろん最大の謎が納得行く形で解明されればうれしいが、その時は作品の終焉だからな。てか、原作を知らないんだけど、この作品はもう終わりなのかな?



長門は人気だと聞いたが、消失はまさに長門ファンのための映画だなぁと思った。長門ファンは大喜びしたことだろう。

この作品はアマプラになかったので、GYAOとかのサービスでアップされていないか探したのが見つからず、結局レンタルしたのだが、その前にYouTubeを見たら英語字幕版とかの違法アップロード的なものがアップされており、時間を見ると2時間40分だったので「あーこりゃ、途中でCMとかが入っている変なバージョンなんだろう」と思っていたら、本当に本編がそれくらいあった。

そうとは思わず見ていたのだが、普通の映画が終わるであろう2時間くらいが経過した時に、朝倉の凶行が行われ「えー、この時間でそんなことして大丈夫なの?終わらなくね?」と思っていたら、本当に終わらなくて2時間40分かかっていた。そしてそんなに長くは感じなかったというのは、面白かったんだねというひとつの解釈。

コメント
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