元ライターの小説家への道

僕もまだ本気を出していません。

「万引き家族」を観た。

2018年06月13日 22時20分15秒 | アレコレ鑑賞
「ファミマ バイトの茶髪OKに」

 茶髪で良い子なんて山ほどいるだろうに。

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 是枝裕和監督「万引き家族」を観た。良い映画だった。驚くような展開はなく、丁寧につくられた作品。先日の「そして父になる」と比べて観ていたのだが「父」の方が共感できた。万引き家族の底辺の人たちの話は、共感できなかった。そのためなんでパルムドールなんかなぁ?日本の底辺の文化が外国人には奇異に映ったんだろうな~と思いながら見ていた。

 だけど最後の最後の本当の一番最後のあの仕掛け。意図的だとは思うのだが、アレに心を掴まれた。アレ=パルムドールとは思わないけど、見る人によって色々考えるかもしれない。まったく考えないかもしれない。そこがパルムドールの評価のポイントだとして、監督の狙い通りなら、すごいことだと思う。

 俺はなにを考えたかな。家族ごっこは終わったんだよ。ということかな。

 もう一度見たい映画かどうか?それは疑問。ラストシーンはもう一度観たけど、いまは良いかな。

 あと主人公?の少年が輝いていた。「誰も知らない」の柳楽優弥の再来かと思った。

 

 
コメント
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