「田中裕二 1カ月ぶり仕事復帰」
今日の日曜サンデーが楽しみだ。
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ジム・ジャームッシュ監督「パターソン」を観た。なんてことのない詩人の日常を描いた作品。出てくる事件と言えば、せいぜいおもちゃの銃で自殺をしようとするシーンが出るところくらい。それなのに面白い。
どのシーンが面白かったのか?自問してもよくわからない。せいぜい永瀬正敏が「あーはー」というところくらいかな。それなのに飽きずに見ていられる。もう一回見ても良いとも思える。それがジム・ジャームッシュ監督のマジックなのだろうか。
確かに小さな仕掛けはある。パターソンという映画のタイトルなのに、街中にパターソンという言葉がチラチラ登場する。それによりこの町の名前がパターソンだとわかる。そして主人公の名前もパターソン。こういうあれ?が作品に引き込まれる演出なのだろうか。なぜか傾いている郵便ポストとか、なんか情緒不安定っぽい奥さんとか。
何気ないひとつひとつに「おや?」があって引き込まれるのかもしれない。
今年のベスト1の「戦場のメリークリスマス」とどっちを1位にしようか考え中。
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