「豪華特急トワイライト殺人事件」を読んだ

「空飛ぶ車 45億円予算要求へ」

　45億って安い気がするんだけど大丈夫なんかな？

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　西村京太郎作「豪華特急トワイライト殺人事件」を読んだ。西村京太郎作品初。よって十津川警部シリーズ初。

　外れを引いたのだろうか。友人のオススメだったのだが、つまらなかった。

　ミステリーのつもりで読んだのが良くなかったのかな。

　けどな、思わず読者に突っ込みを入れさせてしまう表現ってどうなんだろう。

　夜中に特急内で臨時のアナウンスをかけておきながら「アナウンスのことは、ほとんどの乗客は忘れているだろう」ってどんなだよ。夜中に起こされてみんなむかむかしてるよ。しかもその文章がなくても作品に何の影響もないし。

　行き当たりばったりの出来事がツラツラ出てくる印象。電車好きにはたまらないのだろうか。

　ここ１年くらいはずっとアマプラだったのだが、久しぶりに読んだ小説がこれでは泣ける。良い小説を読みたいな。