メガタマゴを食べるまでの道のりは長くて…冬

　その日あった出来事を知りたかったら圧縮新聞を読むと良いと思うよ。内容が理解できればな！

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　今日も今日とて昼ごはんにドレッシングなしのサラダとおにぎりひとつ、黒烏龍茶を頂く。それもこれもダイエッターに与えられた指名なのだから仕方がない。だがしかし！今晩は解禁なのだ。マクダーナルの新商品「メガタマゴ」を食すのだ！

　と定時で会社を後にして、マクダーナルに行ったのだが店内はエマージェンシーコールが響いていた。なんか見るからに面倒くさそうな男がレジの兄ちゃんに吠えてるの。何で吠えているのかは分からなかったが、恐らくマックの店員が大変些細なミスをしたのをギャンギャン吠えられているっぽい。んで、この面倒くさい男は話を聞いていると元マックのバイトらしい。よくは覚えていないのだが、

「おまえはなんだ！セカンドか！ハーフか？」

　とか、恐らく間違っているけど、マック内の職制を示すようなことを言って怒っていた。んでこれまた分からないんだけど、店長のバッジをつけた男が

「私はセカンドです」

　とかなんとか言ったら男はなんかバツが悪そうになり、今後気をつけろよ！とか言って立ち去った。というのはまぁどうでも良いんだけどさ。そうそう。そして俺がメガタマゴを注文したっけよ。ケースにメガトマトの文字が書かれていてさ、

「すみません」×３

　でやっと気がついてもらえて、

「俺メガタマゴプリーズ。メガトマトノー！」

　とか言ったら「お席までお持ちします～」とか言われて、待ちぼうけを食らってさ。まぁ良いやと、ポテトとマックナゲットを食べようとしたら、ナゲットのソースがないでやんの。ノーノー！と思ったんだけどさ、わざわざレジに行くのも面倒だから、メガタマゴを持って来てくれるのを待っていたわけ。そしたらしゃー

「お客様、お待たせしました～」

　というが早いか

「ナゲットのソースがないよ～。俺のソースが。」

　って言ってやって、メガタマゴを受け取って、

「今お持ちしますね～」

　と言われたのもつかの間、メガタマゴの紙パックをパカッと開けたら、中からビックマックが出てきてビックらこいて、ナゲットのソースを持ってきた店員が、

「お客様、お待たせしました～」

　というが早いか

「俺メガタマゴプリーズ。ビックマックノー！」

　とか言って、また店員に往復させてやっとこさ食べたメガタマゴはコショウがきいていました。以上です。今度は俺メガトマトプリーズをしてみたく思います。

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