
黒岩涙香の翻訳小説 『椿説 花あやめ』 を7月4日より連載開始しました。
原作 『母の罪』 バアサ・エム・クレイ女史 作
1902年(明治35年)6月17日から10月5日まで新聞「萬朝報」に連載された。
(黒岩涙香作品・夢現半球)より
『椿説 花あやめ』のあらすじ 1
イギリスの貴族、蔵戸(くらど)子爵は傾いて居た子爵家を30年かけて立て直し、莫大な財産を築いた。蔵戸子爵には太郎、次郎の二人の息子が居り、オックスフォード大学を卒業して、実社会に出る前に、世界を見聞する為に世界旅行に出かけて居る。
蔵戸子爵はこの二人の息子が世に出て、貴族社会で活躍し、昔の様に蔵戸家の存在を世に知らしめることを期待している。
太郎次郎が乗った「プリンス号」がアメリカのニューヨークを出港したとの知らせがあり、今日にもイギリスに帰って来るかと待っている。
そんな所にタイムズがプリンス号の遭難沈没を知らせた。
二人の息子を同時に失った蔵戸子爵は気落ちして、抜け殻の様になる。
弁護士に蔵戸家の相続人を決めるように諭され、蔵戸子爵は蔵戸家を相続する類縁者を弁護士に調べさせると、最も近い類縁者に梅子と松子という優劣の付けがたい娘が居る事が分かった。
黒岩涙香の翻訳小説『椿説 花あやめ』を読む方は、下の「トシのウォーキング&晴耕雨読」の『椿説 花あやめ』からお入りください。
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