上野東京ライン開業

2015年03月18日 00時38分16秒 | JR 運転・車両



2015年3月14日のダイヤ改正で「上野東京ライン」が開業しました。
上野東京ラインは文字通り上野と東京を結ぶ新路線の愛称名で、
北は宇都宮線、高崎線、常磐線、南は東海道線が相互直通運転となります。

3月14、15日はE231系に上野東京ライン開業記念のヘッドマークが掲出されました。
これでもかというくらいにE231系の画像をUPしたいと思います!




さて、一旦ブレイク。
宇都宮線や高崎線、常磐線ユーザにとって、上野駅の乗り換えは本当に鬱陶しいものでした。
朝は2~3分間隔で15両編成が到着して数千人が一斉に3・4番線に向かうわけで、
山手線、京浜東北線がちょっとでも遅れるものならホームは人で溢れ、
乗り換えるまでに結構な時分と忍耐力を必要としました。 



上野東京ラインの開業で私の場合は8分遅い電車で良くなりました。
職場は浜松町が最寄駅なので新橋で乗り換えをするのですが、
上野発車後に山手線や京浜東北線を颯爽と追い抜いていく様はまさに快感。
そしてさらに驚くことは、並走する山手線、京浜東北線の乗車率の低さ。
新橋~浜松町間でも押し込まれるレベルの混雑ぶりでしたが改正後はガラガラ。
これまでの人たちはどこに消えてしまったの?といった状況です。





東海道線と相互直通になることで、宇都宮線は国府津車も入線するようになりました。
小山車のE231系初期車はイスが堅くて本当に苦痛だったのですが、
E233系の遭遇率も高いのでそんな憂鬱からも開放されそうです。
また、E231とE233の併結編成が登場しています。
イスの堅さにどうにも我慢できなくなったらE233系に逃れる手もありますね。
(ドアが空かないと移動できませんが)


(クリックすると拡大画像をご覧いただけます)

ただ、問題は帰宅ラッシュの方です。
これまでのように始発に並んで確実に座って帰るということが基本的にできなくなりました。
北行きは数本が上野発となっていますが、乗り換えの手間を考えると微妙です。
個人的には夕刻以降はそんなに直通でなくて良いのでは?と感じます。



総評的には、やはり開通して良かった路線だと思います。
でも、大都会のまさに中心を貫く路線なわけで、乗客の動きを的確につかみ、
次回改正でニーズにあわせた運行形態になっていくことに期待したいと思います。

 おまけ
EF510-510も運用復帰。9月廃止説も飛び出した寝台特急カシオペア。 
宿命の車両目白押しの2015年ですが、着実に確実に押さえていきましょう。 

8009レ EF510-510+E26系【カシオペア】 2015/03/15 17:04 東北本線東鷲宮~栗橋間