(金鑚神社の扁額)
(本庄宿5)
右手に見える金鑚(かなさな)神社がある。
この神社の本社は、児玉郡神川町にあり、
大きな山を背景に大鳥居に参道、拝殿があるが、
神体は山そのもので、日本に古くから伝わる
山岳信仰である。
「神社の起源は山を神体としたもので、
もともと本殿はなかった」というが、
本社の拝殿の後ろには山に登る階段が造られており、
容易に山を登ることが出来る。
頂上には大きな岩があり、天照大神もこんな岩屋に
隠れていたと思われる岩の裂け目のうしろに洞穴が在った。
これがご神体のようである。
江ノ島の弁財天の岩屋にも、岩の裂け目の洞穴ようのものが
在ると言うが、このような裂け目をもつ岩がご神体になるのは、
岩屋の形が女性自身に似ており、
「そこからは世にも不思議な生命の誕生を見る」
と言うような神秘性があるからであろうか?
天照大神も弁財天も女性であるのは、
生命を生み出し、天地万物の初めとなる
「阿」にも通じるのであろうか?
(神社の社殿)
(神社脇のオオクスノキ)
(オオクスノキ)
(オオクスノキの脇に建てられた案内標柱、木の大きさが判るでしょうか)
本庄の金鑚神社は、神川町から招いたもので、
現在の本殿は極彩色の権現造りで、
享保九年(1724)のものという。境内はうっそうと
古木が繁り、寛永16年(1639)に植えられた
クスノキと社殿は埼玉県指定文化財になっている。
(本庄宿5)
右手に見える金鑚(かなさな)神社がある。
この神社の本社は、児玉郡神川町にあり、
大きな山を背景に大鳥居に参道、拝殿があるが、
神体は山そのもので、日本に古くから伝わる
山岳信仰である。
「神社の起源は山を神体としたもので、
もともと本殿はなかった」というが、
本社の拝殿の後ろには山に登る階段が造られており、
容易に山を登ることが出来る。
頂上には大きな岩があり、天照大神もこんな岩屋に
隠れていたと思われる岩の裂け目のうしろに洞穴が在った。
これがご神体のようである。
江ノ島の弁財天の岩屋にも、岩の裂け目の洞穴ようのものが
在ると言うが、このような裂け目をもつ岩がご神体になるのは、
岩屋の形が女性自身に似ており、
「そこからは世にも不思議な生命の誕生を見る」
と言うような神秘性があるからであろうか?
天照大神も弁財天も女性であるのは、
生命を生み出し、天地万物の初めとなる
「阿」にも通じるのであろうか?
(神社の社殿)
(神社脇のオオクスノキ)
(オオクスノキ)
(オオクスノキの脇に建てられた案内標柱、木の大きさが判るでしょうか)
本庄の金鑚神社は、神川町から招いたもので、
現在の本殿は極彩色の権現造りで、
享保九年(1724)のものという。境内はうっそうと
古木が繁り、寛永16年(1639)に植えられた
クスノキと社殿は埼玉県指定文化財になっている。