(JR大垣駅)
(道路端にあるカーブミラーの美江寺の看板)
(美江寺宿)
前回、「京都三条大橋に到着するのは、
何日のことになるやら思いやられる。」
と書いたが、気分一新して中山道を歩く。
本日、2011年6月7日(曇り)気温24℃予想。
JR東海道線大垣駅AM8:54着。
樽見線 大垣発9:10の予定。
大垣駅を降りて、お昼弁当をKiosukuで購入。
樽見線美江寺駅まで乗車運賃300円は判ったが、
切符を買う場所がわからない。
売店の叔母さんに「4番目の自動券売機で」と教えられたが、
300円の切符のボタンが無い。
切符売り場には人がいて、なにやら難しそうな話をしている。
割り込む隙もない。
焦って時計を見ると後3分しかない。
切符売り場の人がやっと退き、駅員さんに聞くことが出来た。
「樽見線の切符はどこで買うのですか?」
駅員さんはつれない、「こちらから4番目の券売機で買えますよ」の返事。
券売機の前に立って、急ぐ時ほど落ち着いてと、
気持ちを取り直し、券売機の画面を左上から順を追ってじっくり読むと、
一番右下、つまり読んで行くと、一番最後のところに
(樽見線)のボタンがあった。
ボタンを押すと300円のボタンが現れた。
お金を入れて切符を買い、自動改札機を通る時、
時計を見ると後1分で発車時間の8:10.
(樽見線のワンマン電車)
前回樽見線を降りた時、階段のすぐ近くであった記憶がしたが、
電車は止まっていない。
ホームの先の方に赤旗を持った駅員さんがいるので、
「樽見線はどこですか?」と遠くから大声で叫ぶと、
駅員さんが赤い旗を振って招き、
「こちらです」という。
電車は見えないが発車時間は迫っている。
駅員さんが嘘は言うまいと、駆け足で近づくと、
自動販売機に隠れて電車が1両停車している。
前の方に運転手さんらしいが、見た所、体格が女性のようであった。
急いで電車に乗ると、運転手さんも所定の位置につき、
「発車します」と車内放送がある。
初日はどうも予定が狂って危なっかしい。
美江寺駅は四つ目の駅で、車両はがら空きの状態。
ボクを入れて4人の乗客である。
単線運転で、ワンマンカーであるが、
バスと違って降車客も乗車客がいなくても駅には止まる。
美江寺駅に着くまで、どの駅にも乗り降りの客は一人もいない。
運転席近くまで行って、美江寺駅に近づくのを待って、
単線のレールをカメラに収めた。
(美江寺駅近くの単線レール)
駅舎には上り電車待ちの乗客が3人ほどいて、
ボクが降りるとみんな「おはようございます」と挨拶。
とても礼儀正しい町の人たちである。
返事をかえして、駅を出る。
駅舎と言っても、どこからでもホームに入ることが出来、
どこからでも出ることが出来る。
「みえじ」の駅名表示の写真を撮って町に出る。
カメラに収めた踏切が中山道である。
(「みえじ」駅のホーム)
(レールの手前の踏切を通る道路が中山道)