◆交流戦 日本ハム―巨人(10日・札幌ドーム)
【巨人スタメン】
1(指)金城、2(中)立岡、3(左)亀井、4(遊)坂本、5(一)アンダーソン、6(右)長野、7(捕)相川、8(二)片岡、9(三)吉川、(投)菅野
【日本ハムスタメン】
1(左)西川、2(遊)中島、3(二)田中、4(一)中田、5(指)大谷、6(捕)近藤、7(中)岡、8(三)レアード、9(右)浅間、(投)浦野※引用しました!
巨人の矢野謙次外野手(34)、須永英輝投手(29)と日本ハム・矢貫俊之投手(31)、北篤外野手(26)の2対2の交換トレードが成立したことが10日、両球団から発表された。
左打ちの外野手の底上げと、救援陣の再整備を狙っていた巨人と、強打の右打ちの外野手を必要としていた日本ハムの思惑が一致したことで、複数トレードに発展した。
プロ13年目を迎えた矢野は、2013年に球団新記録となる「代打安打19」をマーク。原監督に「神様」と称されるなど、代打の切り札としてファンにも絶大な人気を誇ってきた。須永は2010年オフに日本ハムからトレードで移籍。今回は5年ぶりの古巣復帰となる。
この日、荷物整理とあいさつのためにG球場を訪れた矢野は「今まで巨人でお世話になり感謝しています。ここで身につけたものをファイターズでも発揮できるようにしたい。1打席出るだけでもすごく応援してもらえた。ファンの方にも感謝しています」と、話した。須永は「出戻りにはなりますが、新天地という気持ちで頑張りたい」と決意を新たにした。
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「ブルージェイズ4x-3マーリンズ」(9日、トロント)
ブルージェイズの川崎宗則内野手(34)が先発を外れ、1点を追う八回2死一塁の場面で一塁走者の代走として途中出場。九回からは二塁の守備に就き、打席の機会はなかった。チームは2-3の九回に主砲、エンカーナシオンが逆転サヨナラ2ランを放ち、7連勝。勝率を5割に戻した。
劇的勝利に沸くクラブハウスで川崎が複雑な表情を浮かべた。試合後の会見でギボンズ監督が川崎のマイナー降格を発表。あす10日の試合で先発予定だったサンチェスがけがで登板を回避。マイナーから先発投手を補充する代わりに川崎が落とされることになった。
今季の川崎は3Aバファローで開幕を迎え、5月22日にメジャー昇格を果たすもわずか3日で3Aへ逆戻り。同31日に2度目のメジャー昇格を果たすと、チームは7勝2敗と絶好調。川崎も7日のアストロズ戦で代打で二塁打を放ってサヨナラ勝利をお膳立て。さらに先発出場した前日のマーリンズ戦では適時二塁打で今季初打点を記録するなど、存在感を示していた。この日も代走で登場すると本拠地が大きく沸いた。
まさに非情とも言える通告だが、川崎は「こういうこともある。何の問題もない。いつも通りです。だって、体は元気なんだもん、病気になってないんだもん」と明るく話した。前日の試合ではマーリンズのイチローとスタメンで“競演”。「イチローさんに会わせてくれたから、これで、プラマイ、プラス。ゼロじゃない。プラマイ、プラスっすよ。機嫌はいいよ」と声を上げて笑った。
この日の試合終了時間は午後9時23分。翌日には車で約2時間半の場所にあるニューヨーク州バファローで午前10時半開始の試合に出場する予定。最後は「SEE YOU SOON(すぐに会いましょう)」との言葉で締め、3度目のメジャー昇格に意欲を見せた。
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W杯連覇を目指すなでしこジャパンに、またしても負傷者が出てしまった。事前の国内合宿で岩渕真奈が右ひざを痛めていたが、今度は安藤梢の負傷が明らかとなっている。
8日に行われたカナダ女子W杯のグループリーグ初戦のスイス戦に先発した安藤は、28分に相手GKと交錯してプレー続行不可能に。その後菅澤優衣香と交代になっていた。
佐々木則夫監督は試合後の記者会見で「軽いねん挫ではない」と語っていたが、どうやら骨折していたようだ。
1.FFCフランクフルト公式サイトによれば、安藤は左足首の骨折で、大会の残り試合は欠場することになる。
この負傷について安藤の所属クラブ1.FFCフランクフルトのマネージャーを務めるジークフリート・ディートリッヒ氏は「安藤梢が深刻な足首の負傷でタイトル防衛というミッションに挑んだW杯を初戦で終えなければならなくなったのは悲劇的だ」と嘆いている。
また「彼女は成功を収めた1.FFCフランクフルトでのシーズンを終え、タイトルのためにカナダでプレーすることにとても意欲的だった。我々は彼女がいち早く治療を終えてカムバックすることを願っている」と、安藤にエールを送った。
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巨人と日本ハムが複数の選手によるトレードを進めていることが9日、分かった。複数の球界関係者によれば、巨人側は矢野謙次外野手(34)と須永英輝投手(29)、日本ハム側は矢貫俊之投手(31)と北篤外野手(26)を交換要員として、既に大筋で合意に達しており、10日にも発表される。
この日対戦した球団同士で複数トレードが実現する。矢野は13年目の生え抜き。2軍で調整中だが外野の選手層の厚い巨人から他球団に移籍すれば出場機会を得られる可能性も高く、人気の生え抜き選手に対して球団側も最大限の配慮をした選択とみられる。
日本ハムは主軸の陽岱鋼が5月に故障で離脱し、ハーミッダも8日に故障で出場選手登録を抹消されたばかり。外野を岡、浅間ら若手が競い合っている状況だ。実績と経験のある外野手を探していたチーム事情が巨人の意向と合致した。さらに日本ハムは10年まで在籍した須永を獲得することで、左の中継ぎも補強することに成功。巨人は好調の要因である投手陣をさらに強化する目的で矢貫、次世代の外野のレギュラー候補として打撃力のある北を獲得する。
両球団では08年オフに巨人が二岡と林、日本ハムがマイケル中村、工藤の複数トレードを行った実績がある。リーグ4連覇を目指す巨人にとっては、5月に就任した堤辰佳新GM体制後初の補強。日本ハムも3年ぶりのリーグ優勝に向け、必要な補強ポイントを的確に埋めることになる。
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