まるか食品(伊勢崎市)の主力商品「ペヤングソースやきそば」の販売が関東地区で再開された8日、県内でも半年ぶりにスーパーやコンビニエンスストアに同商品が並んだ。中には1人3個限定で販売する店舗も。全国各地に「ペヤンガー」と呼ばれる愛好家を抱える人気商品の復活劇に知事や地元市民から歓迎する声が上がった。
◆「本当にうれしい」
みなかみ町の自営業、宇野将之さん(37)は「3、4月までは買いだめしていたペヤングでしのいできた。7日夜に近くのコンビニエンスストアで販売していると聞き、早速6個ほど購入した」と待ちわびた思いを口にする。宇野さんは2年前に「全日本ペヤング愛好会」から「ペヤンガー」として認定された筋金入りの愛好家だ。
全日本ペヤング愛好会とは甲府市の奥山祐治さん(55)が立ち上げ、新たな調理法を研究し互いに披露するイベントを開くなど会員同士の交流を活発に行っている組織だ。これまで約180人をペヤンガーとして認定している。
販売再開の8日、宇野さんは購入した“ニュー”ペヤングを口にし「パッケージなどの細かい点が変わったのは少し残念だが(販売再開は)本当にうれしい」と語った。
◆知事もエール
虫混入の騒動が起きる前は関連商品を含め、約130億円の売り上げを誇ったペヤング。2工場を県内に有し、多くの従業員を抱えていただけに、生産・販売の停止による地域経済への悪影響を懸念する声も上がっていた。
大沢正明知事は先月20日の定例記者会見で、販売再開が決まったことについて「雇用の面からも大変心配していたので、再開となってホッとしている。地域を牽引(けんいん)できる企業になってほしい」とエールを送った。
本社工場のある地元の伊勢崎市でも歓迎の声が聞かれた。82歳の男性は「好きだからよく食べるが、(虫の混入発覚で)工場を一部ではなく、全部閉鎖した判断は良かったと思う」と話した。
◆ソウルフードに
同社は昨年12月以降、製造と販売を休止。防虫対策の徹底や製造ラインへセンサーカメラを増設するなどの改善策を実施してきた。8日の関東地区を皮切りに7月6日までに、北海道、沖縄を除く全国で、販売を再開していく予定だ。
愛好会の奥山会長は「(今回の騒動は)未来へのステップアップ。これまで以上のサービスと安全性を提供し、国民のソウルフードになってくれれば」と期待を込めて語った。
※引用しました!
阪神の横山が突然崩れた。1点を先制した直後の四回、2者連続の押し出しを含む3四球1死球を与え、5失点で降板。またもプロ初勝利を逃したルーキーは、「(先頭の)中島選手に死球を当ててしまい、そこから修正が利かなくなった」とうなだれた。和田監督は「点を取ってもらった後の回を抑えられるようにならないと」と苦言。両リーグを通じて今季ワーストの15点を取られた投手陣全体についても、「止まらなかった」と嘆いた。
※引用しました!
<ロッテ-巨人>◇13日◇QVCマリン
巨人堂上剛裕外野手(30)が、移籍後初本塁打を放った。
2点を追う7回無死、ロッテ石川の変化球を右翼席に運んだ。「前の打席の好機で凡退してしまったので、ここは先頭打者として、どんな形でも出塁することだけを考えていました。積極的にいった結果、いい打撃ができました」とコメントした。
※引用しました!
テレビ朝日の市川寛子アナウンサー(35)が、第1子の女児を出産していたことが11日、分かった。関係者によると、市川アナは今月4日に体重2994グラムの女児を出産。母子ともに健康だという。
市川アナは2012年11月に同局社員と結婚。清楚な印象と堅実な語り口で人気を集め、09年から11年にかけて「報道ステーション」(月~金曜後9・54)のサブキャスターを務めたほか、料理番組「二人の食卓~ありがとうのレシピ~」などを担当。
今年4月から産休に入るため、3月末で「スーパーJチャンネル」の土・日曜メーンキャスターを卒業していた。今後も仕事は続け、体調を見ながら復帰するという。
※引用しました!
<女子W杯:日本2-1カメルーン>◇1次リーグC組◇12日◇バンクーバー
なでしこジャパンがカメルーンを2-1で下し、決勝トーナメント進出を決めた。
前半6分にDF鮫島彩(INAC神戸)、同17分にはFW菅沢優衣香(千葉)が決めて早々と2点をリード。しかし、その後はカメルーンの反撃にあい、「女エトー」のFWエンガナムットらに合計19本のシュートを浴び、後半45分には1点差に迫られたが、何とか逃げきった。
なでしこジャパンは2連勝の勝ち点6でC組首位に立ち、16日に1位突破をかけてエクアドル戦に臨む。
※引用しました!
◆交流戦 ロッテ5―4巨人(12日・QVCマリン)
巨人はロッテに競り負けた。ここまで交流戦2戦2勝のマイコラスが先発したが7回、打撃好調の清田に決勝2ランを浴び、交流戦最後のカードの初戦を落とした。打線は7回、高橋由の2号ソロなどでいったんは追いついたものの、粘りきれず。この黒星で、今季の交流戦の勝ち越しがなくなった。
ほんの少しの心のスキ。それが致命傷だった。同点の7回無死一塁。1ボールからマイコラスが清田へ投じた140キロの直球は、魅入られたように甘く入った。バントの構えからバットを引いた清田の打球は、左中間席の中段に達した。衝撃のバスター2ランで、勝負は決した。
助っ人右腕には、決めつけがあった。「バントをしてくると思った。高めの真っすぐを投げて、小フライにさせようと思ったが、少し低くなって打たれた」とうなだれた。3割6分の高打率を誇る強打者に対し、慎重さを欠いた。マイコラスはもともとフィールディングが決して得意ではない。投げる前から、打球の処理に意識が移っていたようだ。そこが油断を生み、棒球になって表れた。
来日初完封を果たした4日のオリックス戦から一転、7回途中10安打5失点で3敗目。QVCのマウンドが合わず、バランスを崩しつつも粘ったが、不用意な1球に泣いた。原監督も「制球が中、中に入ってきた感じだった」と首をかしげ、7回はバントと決めつけていたのでは―という報道陣の質問には苦言で返した。「もしそうであるならば、大いに反省しなければいけない。(清田は)打率の高い、いい打者。当然そういう(対策の)ミーティングはしてるからね」
打線も終盤の粘りこそあったが、たたみかける迫力にはまだ欠ける。この日は亀井が先制打。ただ、6月の10試合でクリーンアップの打点が合計8点というのは寂し過ぎる。例えば、5番アンダーソンは6回2死満塁では一ゴロ、8回無死一、三塁では併殺打と、本来の勝負強さが影を潜めている。
「もう一本というところだね。中軸に打点? そういうところだね」と原監督も一瞬、苦い表情を浮かべた。
2回の失点は吉川の失策が絡み、同点に追いついた直後の7回1死一、三塁では立岡が二盗失敗。5連敗から脱して一夜明けたが、どこか歯車がかみ合わないままだ。阿部、村田に加え、片岡、金城も離脱する野戦病院状態。昨年は交流戦で優勝し、流れに乗ったが、これで今季の交流戦勝ち越しはなくなった。せめて最後は連勝で締め、交流戦を5割で終えたい。
※引用しました!