◇第37回皇后杯全日本女子サッカー選手権大会決勝 INAC神戸1―0新潟(2015年12月27日 等々力)
現役ラストマッチで優勝を決める決勝ゴール。それでもレジェンド澤穂希(37)の目に涙はなかった。
0―0で迎えた後半33分、川澄の右コーナーキックを頭でとらえ、ゴール右隅に叩きこんだ決勝弾の直後も、2年ぶり5度目の優勝が決まった瞬間も笑顔。そして、試合後の場内インタビューも澤らしい穏やかな表情でまずは「本当に皆さんの力で何とか勝てて本当に良かったです」と周囲に感謝すると、チームメートの手で4度宙に舞った胴上げの瞬間を「素直にうれしかったです」と笑顔で振り返った。
まさに、澤の、澤による、澤のための皇后杯だった。残り3戦の時点で現役引退を発表。チームメートは澤のフィナーレを優勝で飾るべく、今まで以上に一丸となった。「川澄選手のボールが良かったので、あとは当てるだけでした。きょうは得点を狙っていたので、決めれて最後を終われる形で良かったと思います」と決勝ゴールについて謙虚に語った澤は、「最後、澤さんに優勝をということで、皆が力を合わせて練習からやってくれたので、たくさんの方々に助けられました」と感謝の言葉を重ねた。
女子だけでなく、男子も含めた日本サッカー界のレジェンドの最終幕に、会場となった等々力陸上競技場には、皇后杯史上最多となる2万人以上の観客が詰めかけた。「本当にたくさんの応援してくれる方々が来てくださって、最後いい形で得点もできたので、きょうは寒い中、会場に足を運んでくださった皆さん、きょうは本当にありがとうございます」。観客にもそう感謝の言葉を送った澤は、「まだ来年もグラウンドを走っている気がします」と引退にまだ実感がわかない様子だ。
それでも、日本女子サッカーにまだ光が当たらず、「なでしこジャパン」の愛称がつく以前からチームをけん引し、6度のワールドカップ(W杯)と4度の五輪に出場した澤は最後にこう言葉を残す。「私はきょうで引退しますが、これからも日本女子サッカーが輝かしい場所であるように、一人でも多くの方々に引き続き応援してほしいなと思います。今後とも女子サッカーをよろしくお願いいたします」。表彰式では、主将の大野に促されて2人で皇后杯を高々と掲げ、再び最高の笑顔を見せた。※引用しました!
AKB48の柏木由紀(24)らチームBが26日、東京・秋葉原のAKB48劇場で新公演「ただいま恋愛中」の初日公演を行った。
柏木は「いよいよ最年長になってしまいました。若い子に負けじとアイドル全開で頑張りたい」と気合十分。渡辺麻友(21)との「まゆゆきりん」でユニット曲「春が来るまで」を披露するなどベテランの風格を見せつけた。
チーム8兼任の坂口渚沙(15)、HKT48兼任の矢吹奈子(14)がチームBデビューを飾り、キャプテンの木崎ゆりあ(19)は「若い子とオールドメンバーが力を合わせて、自分たちの色に染めていきたい」と抱負を語った。※引用しました!
<皇后杯全日本女子選手権>◇決勝◇27日◇等々力
INAC神戸のMF澤穂希(37)が、現役最後の試合で決勝ゴールを決め、1-0で新潟を破った。INAC神戸は2大会ぶり5度目の優勝を飾った。
先発出場した澤は、序盤から積極的に攻撃参加し、ゴールを狙った。前半40分過ぎ、チームはゴール前に迫るが、新潟の堅い守備の前に先制点は奪えず。両チーム無得点で前半を終えた。
後半に入り、3分に川澄の右CKからゴール前に走りこんだ澤が頭で合わせたが、ヒットできず。続いて中島の左CKからニアサイドで澤が頭で合わせたが、これもゴール左に外れた。
同33分、その瞬間は訪れた。川澄の右CKに澤がゴール前で相手選手と競り合いながら、頭で合わせ決勝ゴールを決めた。「澤さんにゴールを」という全員の思いが結実した1点だった。※引用しました!
16年リオデジャネイロ五輪の出場権が懸かったアジア選手権で優勝し、1984年ロサンゼルス大会以来32年ぶりとなる五輪出場を決めた水球男子日本代表「ポセイドンジャパン」。帰国会見で明らかになったのは、マイナー競技ゆえの切実な現実だった。
大会前は約2カ月間家に帰らず、水球漬けの生活を送ってきた選手たちのほとんどは“無職”。海外クラブに所属している選手でも報酬は“お小遣い”程度。水連やJOCなどから強化費の支給を受ける選手もいるが、個人スポンサーなどが付いている選手もほとんどいない。大本洋嗣監督は「五輪に出れば、水球の認知度も高まる。彼らは就職もしていない人間が多い。五輪が終われば、無職になる。ここで顔を覚えてもらえたら」と、雇用企業やスポンサーが増えることを願った。
選手たちの懐事情は深刻だ。約2カ月の間“拘束”され合宿を行ったのも、単に集中して練習を行うためだけではなかった。水中で絶えず動き続ける過酷なスポーツ。1試合8分×4ピリオド=32分で、フルマラソンよりも消費カロリーが多いという。大本監督は「解放してしまうと、痩せて帰ってくる。JISS(合宿拠点)なら3度しっかりご飯を食べることができるから」と、説明した。
リオ五輪での目標は「ベスト8」。年末年始は休養期間とし、1月末から再び指導するが、大本監督は目標達成のため「2カ月にするか、半年拘束するか考えたい」と、予選前を超えるハードな合宿を示唆。ゴールキーパー棚村克行(26)は苦笑いしながら「勝つためには何でもやる」と、受け入れる姿勢をみせた。
主将を務める志水祐介(27)=ブルボン=も、「今は無職です」。所属はクラブチーム。オフの時期はラーメン屋などでアルバイトしているが、水球に打ち込んでいる時期は収入はゼロになる。結婚を考えている交際相手もいるが、状況が状況だけに踏み切れないという。「これを機に環境を変えて行ければ」と、必死に前を向いた。
女子サッカーのなでしこジャパンや、アイスホッケーのスマイルジャパン、北京五輪当時は“ニート剣士”と呼ばれたフェンシングの太田雄貴など、大舞台での活躍で競技環境を一変させた競技も多い。未来を切り開くための、ポセイドンたちの戦いが始まる。※引用しました!
◆女子サッカー 皇后杯最終日 ▽決勝 INAC神戸-新潟(27日・等々力陸上競技場)
今季限りでの引退を表明しているINAC神戸の日本代表MF澤穂希(37)が、決勝の新潟戦(14時開始)でスタメン入りした。
澤は16日に今季限りでの現役引退を電撃発表。現役生活はこの皇后杯が最後になった。発表後初の公式戦となった同準々決勝(19日・味フィ西、対AS埼玉)と、準決勝(23日・等々力、対仙台)ではいずれも守備的MFでフル出場。準決勝の相手仙台は、8月に結婚した辻上裕章氏(39)がトップチームで運営・広報部長を務める”夫婦ダービー”。辻上氏が仙台スタッフとして見守る中、攻守で貢献した澤は2-0の勝利に貢献。2シーズンぶり6度目の決勝進出を決めていた。
現役最後の練習となった26日には、神戸市内でミニゲームなど約1時間のメニューを精力的に消化。引退表明後の2試合では後方でチームのバランス取りを重視したプレーだったが「明日しか取れる日はないので。チームが勝つためには守備をしっかりしないといけない部分もあるけど、味方に(守備に)ちょっと残ってもらって(点を取りに)いこうかな」と話していた。※引用しました!
AKB48渡辺麻友(21)が、かわいい後輩にまさかのセクハラ? をしていた。26日、東京・秋葉原のAKB48劇場で行われたAKB48新チームBの初日公演に出演。途中のトークで、新たに同チームを兼任するHKT48矢吹奈子(14)から「レッスン中に、麻友ちゃんがキスしてきたり、パンツ見せてって言ってくるんですよ」と暴露された。「奈子ちゃんって、本当にかわいいじゃないですか。今回一緒のチームになって、うれしかったから。おばあちゃん目線になっちゃう」と釈明していた。
矢吹の晴れ舞台を見ようと、HKT48の劇場支配人を務める指原莉乃(23)も駆け付け、「かわいい~。かわいい~!」と目に涙を浮かべながら声援を送っていた。※引用しました!