ゴムタイヤ・ナロー仕様F1で、カーペットのグリップ剤ありな環境だと、
特に路面が上がりやすい冬場はハイサイドとの戦いになります。
たまに比較テストで走らせるKスタジアムのデモカー”ハース”がかなり浮きやすくなっていたので、
手っ取り早くフロント周りを見直してみます。
F104のステアリングブロックを前後入れ替えてキャンバーの1度起こし。
続いて車高も0.5mm下げて5mmにします。
これでほぼ解決でした。
実は自分のアルファロメオは先行してこのセットにしておりかなり落ち着いていたので、
再確認って感じでしたが、同じ反応で一安心。
あとはグリップ剤の塗り時間調整(フロントを早めに拭き上げる)でどうにでもなるでしょう。
なお便宜上「ハイサイド対策」と書いていますが、実際に転ぶわけではありません。
それはこれまでにも何度かご紹介してきましたが、
フロントタイヤの外側ショルダーに瞬間接着剤でコーティングを施しているからです。
ただ路面コンディションがかなり上がると、これでも浮こうとする現象が出て、
コーナーリングがギクシャクする時があります。
なので、上記のように曲がり過ぎを抑える方向でその浮きも収めてるって話になります。
さてハイサイド対策定番のグルーコート。
以前は位置決めを探る意味からも薄手のビニールテープで行っていましたが、
ちょうどタミヤからブラシ付き瞬間接着剤が発売されたのでいよいよ本塗りしてみました。
粘度はこの作業に程良いですね。
Mやツーリングで剥がれかかったゴムタイヤの部分補修にもサッと使えてグッド!
もう既に何度か多目的に使っていますが、ブラシ先も固まることなくしなやかさをキープ。
欲を言えばもうちょっと細くてもいいんですけどね。
塗る位置さえポイントを押さえてあれば、上の画像よりもっと細いラインで効くからです。
コツは薄く細くみたいな。
塗るほどタイヤが固くなっちゃうし、コーティングがひび割れたりしますからね。
なにより一番楽になったのは、グリップ剤を全塗りするときも気遣い不要なこと。
コーティングの上に被っても剥がれないし、
クリーニング作業でも全面をベロベロ吹き上げられるようになります。
ビニールテープだと雑にできませんでしたから。
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