マルよトレイル

俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

RC F1用語の基礎知識

2021年10月28日 | OlderF

日本のRC F1事情について

マルよのつぶやき

「ワイド」とは

下記規格の通称として使われている場合が多い。

車幅200mm、スポンジタイヤ仕様のこと。日本における主流規格の一つ。

電動RCF1という競技カテゴリーが確立した当初はこれ一択だったわけです。

「ナロー」とは

下記規格の通称として使われている場合が多い。

車幅190mm、ゴム(ラバー)タイヤ仕様のこと。ワイドに次いで誕生した後発の規格。

最近ではゴムタイヤも進化し、競技を行うに不足ないグリップレベルに達しています。

なぜ二種類あるの?

80年代後半からの実車F1ブームに乗ってタミヤのRC F1も大ブレイク。そのディメンションが今で言うところのワイドとして定着。

その後、ロングホイールベース・ナロートレッド化した近代F1RCモデル化されるようになったことからナロー規格が誕生。
またゴムタイヤの進化やスケール志向の高まりから、ナロー=ゴムタイヤのコンビネーションで定着していった。

時代の流れとともに選択肢が狭まっている製品もありますが、市場的には両方存在しているのが日本の特徴かと思われます。

何を基準に選べば?

日本ではサーキット環境や競技目的によって使い分けられている様子。レースに参加するならそこのレギュレーションに合わせることになる。また別クラスとして両方共存しているレースもある。

なおレースでの規格が固定しているサーキットでも、レース以外の一般走行なら基本的にどちらでも走行可能なはず。
パーキングロット主体ならなおさら好きな方で構わないが、プロショップで相談するのがベター。

地域によってどちらかに偏りがちです。

どっちがいいの?

ざっくりな一般論としては、

グリップ力が高く走行安定性が高いのがワイド・スポンジ。

リアルタイムなスケール感重視ならナロー・ゴム。

しかし必要な装備やランニングコストの違いなど諸条件も絡むので、これもプロショップで相談するのがベター。

どう遊びたいのか?がもっとも重要だと思います。

F103」とは

タミヤF1のワイドシリーズのシャーシ名。キットとしての現行販売品は終了しているのかも?

部分的なパーツはまだ入手可能なようです。

F104」とは

タミヤF1のナローシリーズのシャーシ名。ただし例外もあるので注意が必要。

例)F104WGPなど。

またハイエンド車のTRF101(両対応)102103もナロー規格だが、F104シリーズとのパーツ互換性はかなり低い。

現行品はありますが、新製品開発は止まっているような・・

海外事情は?

欧米の競技では車幅190mm、ゴム(ラバー)タイヤ仕様、つまりナロー規格が主流。

 

普段ここで当たり前のように使っている用語も、
これまでの経緯を知らなければチンプンカンプンですよね。

例えばオイラからすると、「リバサス」「ARS」などピットトークでよく耳にしますが、
実は他人に説明できるほどよく分かってなかったりします( ≧∇≦)
同じ電動カーですらも、ちょっとカテゴリーが違うだけで世界観が変わりがちです。

ということで、F1で最も使われがちな用語についてなるべく簡単に書き出してみました。
と思って書き始めたところ、かなり複雑で難しいことばっかり!
他の地域ではどうか、メーカー、販売店から目線だと「そこ違うよ!」ってのもあるだろうし・・。
なので、マルよの主観による2021年10月現在の書きかけ記事ってことで許してください。

ともあれそういう状況の中、F1を始めたい、格好いいF1を作りたい、走らせたいとなった時に
これまでは結構難しい環境だったんですね。
そこに救世主として登場したのがOlderF OF-01だったわけです。
複雑なサスペンション機構を廃したベーシックなこのエントリーモデルは、
ありそうでなかったとても重要な製品です。

加えてリアルなボディをリリースする采ブランドとの相性も抜群で、
一気にスケール感あふれる現代スタイルのF1が作りやすくなりました。

てな前置きがあって作成記、走行記を始めないといけなかったんですよね。
遅ればせながら、今後ともよろしくお付き合いのほどをm(_ _)m


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« OF-01オプションパーツセット... | トップ | ハロウィンナイトのサプライ... »

コメントを投稿