マルよトレイル

俺の前に道は無い 通った跡にペンペン草

【基本ワザ】ゴムブッシュの締め込み【柔軟な発想】

2021年07月21日 | OlderF


OlderF OF-01の特徴といえば、
FRPの採用、リヤサスレスのハードテイル仕様、
そしてメカプレートをフローティグマウントする前後のゴムブッシュ機構でしょう。
昔懐かしの王道スタイルです。

そんな昭和を経験してきているのに、
もっともベーシックかつ重要なゴムブッシュのセッティングを、
不覚にも詰め損なっていたのです_| ̄|○

そんなオイラの目を覚ましてくれたのが、OF-01仲間となったくろちゃんでした。

☆くろちゃんのココだけのはなし☆
Older F お手軽基本セッティング~♪

ゴムブッシュの調整方法として、締める緩めるしか無いと思っていたのですが、
先日Kスタジアムで合同練習を行った時のこと。
オイラの常識を覆す第三の調整方法を教えてくれたのです。

それは・・

ガッツリ締める!

「前をガッツリ締めるとステアリングが楽になりますよね~」
なんて軽く言い残すと、さっさと別の用事で帰ってしまったのです。

やり方はものすげぇ簡単。
ぎゅいぎゅいと締めるだけ。(上の画像参照)
早速試すと、楽になるというよりステアリングの応答性が向上しました。
切った通りリニアに反応して曲がってくれる。
不安定さが無くなるといったところでしょうか。

なのでクリップが狙いやすくなり、ラインの自由度が上がります。
今までキャンバー変化だリバウンドだってあれこれいじってみたけど、
フロントに関してはゴムブッシュマジックが一番効きましたね。

コレが有効だということは、そのフロント回りをいじる色んなアイディアが生まれます。
すでにくろちゃんの頭の中では次の妄想が駆け巡っていることでしょう。
今度ユンケルおごんなきゃ(安っ)


ちなみにリヤはこんな感じで、メカプレートが抜けない程度の緩めがベターです。
締めるとリヤグリップの粘りが落ちます。

もの凄くスピードを抑えたクラス設定とか、
だっふんアンダーなコントロールタイヤ制とかのレギュレーションだったら、
リヤの”ガッツリ締める”もありかもですね( ≧∇≦)

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【アルファロメオ】采 S21A PET塗装例【OF-01に装着】

2021年07月20日 | OlderF

IMG_3029b
オイラのOlderF OF-01に搭載する采 S21A PETがとうとう完成しました!
もちろんペインターはKスタスタッフOGT design
チームはアルファロメオをリクエストさせてもらいました。
はぁ~、かっちょいい(*´∀`*)

IMG_3042a
ボディの詳細はSide by Sideで紹介されています。
PET製の塗装方法とかも情報があるのでぜひご一読を。

IMG_3034a
イタリアン アントニオ・ジョヴィナッツィにドライブしてもらいます。

IMG_3036a
後部の絞り込みがエグいですね。
もう1/10プラモデルみたい。ある意味RCカー離れしています( ≧∇≦)
OF-01だと載っちゃいますよ~!

IMG_3047b
ウイングはタミヤSP.1604 F104 ウイングセット(タイプ2017)ブラック。
ハロ、ディフューザー、テールライトはOGTクラフトによる3Dプリンタ製。
あ~早くLED仕込まなきゃ^^;

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【ボール】ハイブリッドデフのテスト【ブッシュ】

2021年07月19日 | OlderF


ボールデフかスプールか。
シチュエーションによってはこの選択で迷う場合があります。
ボールデフはリフト時にスリップして前に出ないし、
スプールは独特のクセがあってセットを外すとマシンが暴れちゃう的な。

んじゃボールデフのノンスリップ効果を高めたらどうなん?
という単純な発想でブッシュを一定間隔で差し替えテストしてみたところ、
これが劇的な効果を発揮したのでレポってみます。

本来ブッシュは、全穴にブチ込んで簡単にダイレクトが出来ますよという製品。
かつクラッシュなどの衝撃時にはスリップして破損を防いでくれるみたいな。

まず全ブッシュでがっつり締め込み走ってみますが、
スプールと同じ動きになるだけです。
一発タイムは出るけどアベレージが安定しない。
ならばと少しスリップする程度に緩めてみますが、どうしてもスムーズさに欠けて
ギクシャクします。

ということで全ボール状態から一部を間引きブッシュに差し替えます。
ブッシュの数を色々試したところ、
自分の環境では3個か4個あたりがもっともハイブリッドのオイシイところが出せます。
加えて、締め加減により普通のボールデフでは出せない重さのコントロールが可能になります。
ここが最大のポイントだと思ってます。

なおこれ以上ブッシュ率が多くなると、ボールが効かなくなり滑ってしまいます。
基本的にボールが勝ってリングとグリップしていなければこのシステムは意味がありません。
ボールデフ特有の流れるようなラインでコーナーを繋ぐスムーズさを保ちながら
スプール並みの立ち上がり加速を得ようというのが目的になりますので。


いくつか注意点があります。
まずボールとブッシュのサイズが合っていないと、当然ですが機能しません。
OlderFキット標準のインチボールを使っているので、1/8インチ対応のブッシュを使用しました。
ちなみにデフグリスは普通通りベロベロっと塗っちゃってます。
ねっちょり系が相乗効果でグッドです(^o^)


ブッシュを使い重デフにする時点で、
通常のボールデフより調整ナットをきつく締め込むことになります。
この場合、シャフトとデフジョイントが別体のシステムがベターです。
OlderF OF-01のキット標準がまさしくその仕様なので何も考えずトライできて助かりました。

加えてホイールナットがそのままデフ調整ナットなので、
ノンスリ具合の調整があっという間に可能でメチャ戦闘力が高いのです( ̄ー ̄)

デフジョイントが別体じゃない、例えばネジ部までが一体のカーボンシャフトとかだと、
接着してあるネジがズボッと抜けちゃう危険性があるんですよね。
以前デフロックパーツがなかった頃にブッシュを試したDDファンな方なら
経験済みと思いますが^^;


スパーギヤのブランドによってホール数が違いますし、
また入れたいブッシュ数によっても等間隔にならない場合があります。
しかし変な回転ムラなどの症状になったことがありません。

おそらくOリングを使用したこのフローティングタイプボールデブシステムが
もの凄く秀逸なのだと思います。
い~感じの面圧に分散してくれるんでしょうね。
これまでにこの製品を3セット組みましたが、
何も考えずパッと組むだけですべて気持ちイイ~ボールデフに仕上がりました(゚∀゚)

最後に。
ここ一ヶ月以上の毎週末、ハイブリッドデフで走り込み続けており実戦にも投入。
(デフユニット、リング、ボール、ブッシュ等すべて1セットでトラブル無しの無交換です)
ってくらいのテスト数と実用性(後日報告)は確認した感じです。
とはいうものの、いわゆるメーカー指定の使い方ではないので
もし試される場合はくれぐれも取り扱いにご注意くださいませm(_ _)m

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【OlderF】モーターマウント熱対策【OF-01】

2021年07月15日 | OlderF


RC仲間のくろちゃんがOlderF OF-01のオーナーになったのであれこれ情報交換していたところ、
早速デビューした屋外アスファルトコースで苦戦した報告をいただきました。

☆くろちゃんのココだけのはなし☆
NSスピードウェイ定例レース参戦!!

直射日光だと上から下から気温からと、まったく事情が変わってくるんですね。
キット標準の樹脂モーターマウントが悲鳴を上げたようです。


ということで、
のんびりしていたオイラもいよいよアルミ投入します。
製品はTRG-FP2P# モーターマウント(7075T6製)。

本体のみだと樹脂より軽いんですね。
ただウイング取り付けに必要となるカラーやビス類を考えるとほぼ同じでしょう。


ハイトアダプターも専用で、アクスル位置の可動域が上下一段ずつ広がりますね。


ぺろんちょと裏を見ると、ネジ穴が一つ多いですねぇ~。
なんだか遊べそうな予感( ̄ー ̄)

ノーマル樹脂にはもちろん、タミヤ製にもこの穴は無いんじゃないかと。

さて今まで樹脂で粘ってきたのは理由がございまして、
耐久テストはもちろんですが、走りの特性も比較したかったんですよね。
なるべくたくさん走ってノーマルの感触を掴んでおこうということでしたが
インドアでも気温はそれなりに上がりますからね。
転ばぬ先のなんとやらです。
ではテスト後またご報告いたします。

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G-ForceスーパーショートLiPOをF1に③【移動できるメリット】

2021年07月14日 | OlderF


スーパーショートLiPOの縦・横搭載を、俯瞰で眺めてみました。
ここまで縦横比の差がなくなると、もはや違いが分からないかも( ≧∇≦)
むしろ横積みで前後移動できたほうがメリットあったりして。

ということで、前後移動テストの収穫と前回もったいぶったまま終わりましたが、
まあ結果は想像通りでした。
前にすると曲がるし後ろにするとどっしりします。

なめとんのかいっ!

というお叱りが聞こえてきそうですが、こういう当たり前のことが重要なんです。
例えばレースではその日3本走りますが、
予選一回目の路面は曲がらない。
2回目はいい感じ。
決勝は一気に路面が上がってグキグキに。場合によってはハイサイドで浮きまくる。

Kスタジアムの定例レースだと、だいたいこんな感じです。
けどいちいちセットを変えるのは面倒だし時間に追われるしハズレると迷って撃沈する。
フロントのグリップ剤の塗り幅を変えるのもなるべく避けたい。(理由は後日)

なので、バッテリー位置でカバーできたらめちゃ簡単なわけです。
状況を見て、出走直前でもすぐ変えられるし。

もっと言えば、
バッテリー移動幅が少なかったり、簡単に変えられないor出来ないマシンだってあるわけで、
それを考えたらスペースに余裕のあるOF-01にとって、これはかなりの武器なわけです。

ということで、
バッテリーを縦積みにした時でも移動範囲をより大きく確保できる方法を考えて、
困ったときの頼れるOGT工房に泣きついてるところでございます(*´∀`*)
作戦が成功したらまたご報告するのでありますm(_ _)m

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