ここ最近、ジブリ映画は期待外れが多かったので、観に行かないと誓っていたのですが、
・モデルグラフィックスでの連載が原作
・実在の航空技術者堀越二郎(零戦の主任設計者)が描かれている
みたいなところから、「紅の豚」の匂いを感じたので、だまされると思いつつ、観に行ってきました。
以下、いつものようにネタバレ的なことも書いておりますので、これから見に行く方はご注意ください。
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結論は…私的にはやはりナシでした、ということでやはりだまされてしまいましたね。
話としては、まぁ見れなくもないのですが、他の部分が気になって気になってダメでしたね。
まず、堀越二郎役の庵野秀明が酷すぎる。あの棒読みがずーっと続くのは何とかならなかったんでしょうか…。ちょい役ならまだ良いのですが、主役に持ってくるべきではなかったでしょう…。
あと、飛行機の効果音とかを人の口でやってるのもキツかったです。情報として知らなかったら気にならなかったのかもしれないですが、知ってしまったせいか気になってしょうがなかったです。こちらも誰か止める人は居なかったんですかね。
他には随所であまり脈絡もなく煙草を吸うシーンが多々あるのですが、何か不自然なんですよね。ヘビースモーカーの監督が原画書いてて吸いたくなったところで無理くり入れてるんじゃないかってぐらい入ってます。まぁ、時代的には皆さん吸ってたんでしょうけど、ちょっと違和感を覚えるペースでした。
こちらに原作のまとめがあるのですが、この通りだったらもう少し見れたかもしれないですね。
最後の零戦のくだりからは時間の都合上なのか、省かれちゃってるんですよね。
途中カプローニが設計士としての旬の話をするところがあったんですが、最後にある堀越二郎の旬はどうなったのかまで描いた方が良かったのではないかと思いました。
映画はアレでしたが、原作は面白そうなので早く単行本化されることを祈ってます。
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