疑惑のチャンピオンは公開されるようになったのですが、パンターニ海賊と呼ばれたサイクリストは公開されそうにないなぁ…と呟いていたら、疑惑のチャンピオンを公開してくれるシネマルナティックの方が私の呟きを見ていてくれており、疑惑のチャンピオン公開日の夜に限定上映をしてくれることになりました！
ただ、残念ながらあまり興味を持ってくれる人が多くなかったようで、損益分岐点を超える観客数は入ってなかったです。私も色々と宣伝はしたのですが…。
以下、いつものようにネタバレ的な事を書いてますので、まだ観てない方は観るのを止めましょう。
パンターニ 海賊と呼ばれたサイクリスト 数量限定豪華版 Blu-ray
昼に見た疑惑のチャンピオンでブルーになってるところに更にブルーにさせられましたね…。
パンターニは私がサイクルロードレース見始めた前年に亡くなってしまっており、ライブで見ることは叶わなかったのですが、何かこの映画（というか、ドキュメンタリー）と疑惑のチャンピオンを合わせてみるとスケープゴートにさせられたのかな…とか、この時代はドーピングすることが前提で、パンターニからしたら「なんで俺だけ…」という感じだったのではないのかなと感じました。
ドーピングという行為がなければ、パンターニは出てこなかったかもしれないし、出てきていたとしても死なずに済んでいたのではないかな…とか考えさせられるとやはりドーピング問題は闇が深いですね。
誰がやり始めたんでしょうね、ドーピングって。
何度も書いてますが、私がサイクルロードレースを見るきっかけの一因となった連載をまとめた本。
ビバ・イル・チクリッシモ!(2冊セット) 完全限定版
の様な自伝を書き、その売り上げをLIVE STRONGに寄付するとか、アンチドーピングのために役立てるとか、そういうことをしてもらいたいと映画を観た後は思いましたね。
