今日は1年検査のために、宇都宮に行ってきました。
圏央道経由で約2時間ほど『宇都宮の家』に着きました。
早速、工務店の監督Sさんと一緒に見回りました。
建具さんも一緒に来ていただいて、直せるところは、その場で直して頂きました。
さすが、Sさん!段取りがよいです。
去年の東日本大震災では、けっこう揺れた地域ですが、
幸いなことに、被害は殆どなかったです。
とても丁寧に住んで頂いていて、
整理整頓もバッチリ、感心するばかりでした。
私たちにとっても、愛着がある家なので、嬉しく思います。
薪ストーブは思ったより大活躍しているようです。よかったです!
Hさんは知り合いと一緒に山へ行き、マメに薪の調達もしているようです。
玄関ポーチや家の裏にも綺麗に切られた丸太が沢山積んでいます。
凄い~!うちの量より多いのではないかと思いました。
検査後、手作りランチをご馳走になりました。
とても気持ちよい空間なので、私たちもついつい長居してしまいました。
Hさん、ありがとうございました。
また、うちにも遊びに来て下さい。
※右側の写真:隠れているのはだれでしょう!?
→実施設計後に生まれてきた可愛い長女さんでした。
もう1人で自由自在に階段を行き来できます。
子供の成長って、早いですね~!
東側の外観。
駐車場には、4台の車が置けます。
駐車場工事を行う前に、左側の蔵の屋根や扉などを改修しました。
右側にバリアフリーのため、緩やかなスロープを設け、
車椅子が移動しやすいように考えました。
植栽はまだなので、少し淋しい感じがしますが、
もう少し暖かくなったら、クライアントさんが自分たちでやるそうです。
2階バルコニー側の外観。
広々としたバルコニーには、たっぷりの洗濯物が干せたり、
子供たちが安心に遊びにスペースもあったり、
トップライトから1階の様子も見られるので、気持ち好い空間です。
沢山のハンガーパイプを設置しました。
久しぶりの更新です。
地震が発生してから、2週間以上経ちました。
深刻な被害を受けている東北地方や福島第1原子発電の状況を
テレビやネットでチェックしている毎日。
暫く仕事に手がつかない状態が続いていましたが、
これからも、前に進まないといけません。
出来るだけ日常に戻るように心がけています。
今回の地震は、改めて建築を作るという仕事を
深く考えるよい機会でした。
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地震が発生する2日前に撮影した『宇都宮の家』の
写真をアップしたいと思います。
まず、子世帯の玄関ホール。床はモルタル洗い出し。
バルコニーから眺めた2階居間・食堂。
AVコーナー。
壁側に本棚を設けました。
AVコーナーから眺めた食堂。
AVコーナーから眺めたストーブとバルコニー。
ロフト階段から見下ろした風景。
ロフトの一部。
家事スペース。
クライアントさんの希望で"ホシ姫さま"で室内干しできるようにしました。
2F洗面脱衣室。
今回は、クライアントのHさんが購入した
小泉誠さんデザインの『木のトイレットペーパホルダー』を取付けしました。
今度ご紹介するのは、2階の子世帯です。
メインの空間:食堂・居間。
AVコーナーからメイン空間を見た風景
私はこの眺めが一番好きです。
薪ストーブの火を眺めながら、家族の団欒を楽しめる空間です。
外に広いバルコニーがあり、たっぷりと洗濯物を干す場所も設けました。
この地域では夕立が多いようなので、家事スペースに『ホシ姫』を設け、
室内干しもできるようにしました。
まだ小さなお子さんがいるので、階段には建具で柵を設計しました。
家事スペースから眺めた台所です。
(左)浴室から眺めた洗面脱衣室 (右)家事スペースから眺めた洗面脱衣室
ここでは、小さな仕掛けを考えました。
洗面脱衣室のタオル掛けの上にある小さな扉を開ければ、
直接洗濯物を家事スペースの洗濯機の上に落とせます。
日比野工業のハーフユニットバス
子供室:将来、家具で2部屋に仕切る予定です。
子世帯の寝室:奥にウォークインクロゼットがあり、
収納ハシゴで小屋裏収納へ上がれます。
こちらの部屋にも、たっぷりの収納スペースがあります。
来週は駐車場を含む外部空間を撮影しに行く予定です。
先週の日曜日に、引き渡しを行うため、
ダーリンだけ現場に行ってきました。
まだ駐車場の舗装工事と2階の残工事があるので、
全部完成してから、最後の撮影をさせて頂くようにお願いしました。
今回は、引き渡しまであまり時間がなかったので、
オープンハウスをする機会がなく、残念でした。
ここで内部写真を紹介しようと思います。
まず、親世帯から・・・
親世帯の玄関ホール
1階は車椅子を使うので、バリアフリーで設計しました。
玄関扉は引戸。框の段差も最小にしています。
手摺も付けました。
トイレ:介助しやすいように広めに設計しました。
(左)ユニットバス:大きく開く3枚引き戸のユニットバス。床もフラット。
(右)洗面脱衣室:入口の右にたっぷり収納できる棚を設置
子ども部屋: 上部ベッドの下にコルクを貼り、自由にピンナップしてもらいます。
1階は大勢な人が住んでいるので、子供部屋はかなり狭くなりました。
狭いので立体的に空間を利用しながら、クローゼット、本棚、ベッド等、
必要なものを造り付けにしています。
子ども部屋と隣接する個室。
子ども部屋のベッドの下は押入として使います。
親世帯の寝室。
堀込み式の書斎コーナーがあります。右上は神棚を追加しました。
居間・食堂
畳の小上がりを設け、下にたっぷり収納を設計しました。
右側は、テレビ台になります。
右側は庭につながる大きなデッキテラスから各個室にも繋ぎます。
台所: 1階はシステムキッチンになりましたが、
大工造作の収納と上手く組み合わせるように考えました。
奥の勝手口は、サービスバルコニーにつながり、
駐車場から、すぐに出入りできるようにしました。
まず、事務所検査してから、
薪ストーブ工事の立会い。
高級感があり、素敵です。
こちらの開き戸は、ポリカに萩の簾を入れてみました。
取手はオリジナルのものです。
そのほかに、ブラインドの採寸の立会があったり、
引き渡しは2月末の予定です。
外構工事の打合せでした。
去年末に足場が取れたそうですが、
2階のルーフテラスの手摺も出来ています。
2階主寝室のバルコニーから眺める1階の居間。
これから1階のテラス工事が始まります。
2階浴室。
今回施工して頂いている工務店は、2階の在来浴室を作ったことがなく、
部屋の真ん中を本棚やクロゼットで仕切って、2部屋にする予定です。
大工工事は、デッキ工事のみ残っています。
※昨日、油断して薄着のまま、外に出たら、
久しぶり、現場に行ったら、建築工事の家具がどんどん出来ていました。
ロフトへの階段も出来ています。
1階の主寝室の1角に、書斎コーナーを設けました。
外壁は、高千穂の「白洲そとん壁W」。
内部もだいぶ工事が進みました。
今日は、『宇都宮の家』の家具工事の採寸がありました。
現場監督Sさんと阿部さんと一緒に細かい納まりや施工の手順などについて、
打合せをしました。
今回の家具の量は多くないので、午前中で採寸が終りました。
続いて、建築工事の打合せを行いました。
現場監督Sさんが持ってきてくれた玄関土間の洗い出しのサンプルの石から
金華砂利を選びました。温かみがあるイメージです。
1階の建築工事の造作家具は、かなり出来てきました。
初めて子供部屋に造り付けのベッドを作りました。
楽しい隠れ家になりそうです。
外壁の下塗りが出来て、今日から上塗りが始まりました。
本当は、昨日の予定でしたが、
雨が降ったので、延期になりました。
クライアントさんの要望で、初めて「白州そとん壁」を使いました。
なかなかよい出来具合いです。
欠点と言えば、濃い色だと、寒い時期に塗ると、
白華現状が生じやすいそうです。
塗る時期に気を付けないといけないのですが、
寒くなってきてしまいました。
次に現場に行く時、チェックしなくちゃ~!
午後、ちょうどクライアントさん家族も現場にいらしたので、
色々と相談したり、チェックしてもらったりしました。
現場監督さんに沢山の詳細図を催促されたので、
今回は現場打合せはダーリンに任せて、
事務所で図面を描いていることにしました。
写真は、ダーリンが撮ってきたものです。
外壁のタイベックは、ほぼ全部張られています。
1階の勝手口の軒天井に綺麗な杉板が貼られていました。
室内には、断熱材も着々と・・・。
今回、使う断熱材は、フラット35S・エコポイント対応のものです。
エコポイント制度で使う現場が多くて、
メーカーさん側は、生産が間に合ってないそうです。
今回は予算の関係で、1階はシステムバスになりました。
クライアントさんの両親に現場で手摺の高さを確認してもらいました。
実物で普段使いやすい高さを確認してもらうのが大事なことです。
帰りに、またまたいっぱい宿題をもらいました。
しかし、徹夜はつらい年になってきました。
毎日バタバタしています。
特に『宇都宮の家』の現場は週1回か、10日間ほど1回のペースで、
現場に行くので、行く度に現場が凄い進んでいます。
図面がちょっと間に合わない状態です。
さて、月曜日(13日)の様子をアップします。
殆どのサッシュの取付が完了。
玄関側にあるサービスバルコニーの屋根の軒先は、
梁より伸ばすかどうかかなり悩みましたが、
外部物置との納まりを考えると、やはり少し伸ばすことにしました。
垂木の上に厚み15mmの杉板を見せる形になります。
工務店が上等の杉板を手配してくれました。
2階のバルコニーの下に、1階の居間となるので、
しっかりと防水する必要があります。
今回は、ガルバリウム鋼板の屋根を葺いた上に、
木製デッキを敷きます。
1階の浴室は、予算の都合でシステムバスになりました。
TOTOの方が現場採寸を念入りにしていました。
来週の金曜日に設置する予定です。
この日は、殆どの職人さんがいらして、次から次と打合せをしました。
・エアコンの位置や配管ルート
・設備機器の位置や、ダクトのルート・水栓の位置など
・大工さんの質疑の回答
・電気屋さんとの打合せ
・クライアントさんと台所・ガス業者さんの選定についての打合せ
宿題もいっぱいもらった現場の1日でした。
朝、ダーリンがいつもより早い時間に、娘を幼稚園に送ったあと、
『宇都宮の家』に向かいました。
約束の時間より早く着いたけれど、すでに検査官が居たそうです。
問題なく、住宅瑕疵担保保険の中間検査は終了。
クライアントさんのご厚意で改めて上棟式を開いていただきました。
工務店のご指導の下、簡単な式を行いました。
儀式中、棟梁が鎚を持って、棟木を何回も叩きました。
この儀式は初めての体験でした。
うちも家族3人で列席させていただきました。ありがとうございました。
食べきれないほどの豪華のご馳走を頂きまして、どうもありがとうございます。
最後に、姫の誕生日プレゼントまで頂きました。
姫はクライアントさんの息子さんの面倒をよく見てくれて、嬉しかったです。
昨日と今日、2日間かけて、建方が行われました。
午前11時過ぎ、現場に着いたら、かなり工事は進んでいました。
昨日は、2階の床を張り終わり、養生した瞬間、
かなり激しい雨が降ったので、作業が中断になったそうです。
右側の写真は着いた時のもので、左側の写真は、午後2時過ぎのものです。
今日も、これからも降りそうと職人さんたちがドキドキしながら話していました。
宇都宮はよく夕立があるそうなので、
早めに屋根を完成させたいと現場監督Sさんが言っていました。
最後まで上棟が見られないのは、ちょっと残念でしたが、
猛暑の中、頑張る職人さんたちに感謝します。
今週の火曜日に、『宇都宮の家』の配筋検査がありましたが、
ダーリンが現場に着いた頃は、まだ職人さんたちが配筋の作業を行っていたそうです。
急遽、検査機関の検査官に午後にもう1度現場に来てもらい、
検査を行って頂きました。なんとか無事に検査ができてよかったです。
お疲れ様でした。