知ったのは母から聞いたのと、台湾黄昏地帯の記事でした。
ダーリンが行きたいというので、母・妹を誘って、
十何年ぶりに烏樹林糖廠を訪ねました。
烏樹林糖廠は伯母(父親の姉)が住んでいる所なので
馴染みがあります。
伯母は何十年も烏樹林糖廠で働いていて、
特に洋蘭の栽培に力を入れていたのです。
小さい頃から父に連れられ、關子嶺温泉に行く途中に、
必ず伯母の所に寄りました。
その時は伯母がまだ日本植民時代に建てられた木造宿舎に
住んでいた頃で、
家の縁側で西瓜を食べたり、畳の部屋で大はしゃぎしたり、
庭で栽培した果物を取って食べたりしていたのを覚えています。
いつの間にか、その木造宿舎も壊され、今は何軒かの廃墟
しか残っていませんでした。
伯母も早い時期から自分の家を持ち、思い出がある宿舎
から離れました。
近くにある木造だった小学校も思い出の場所。
今回は訪ねませんでしたが、通りかかった時、あの小学校も
随分変わってしまいました。
頭の中に、色々な懐かしい風景が蘇ってきます。
伯母の家の近くにある寺廟。
伯母はすぐ私たちを歓迎してくれて、
庭で栽培したマンゴーをご馳走してくれました。
あまりにも美味しかったので、写真を撮るのは忘れました。!♪
マンゴーに目がない娘はマンゴーに夢中で、
笑顔で美味しそうに食べていました。
世間話をしているうちに、ボーボーと汽車の警笛が聞こえて、
これってもしかして、観光列車の出発サイン?と話し合い、
伯母も急いで烏樹林糖廠の担当者に電話をして、
列車の出発時間を確認してくれました。(この時は11:00am)
そしたら、やはり先の音は観光列車とのことでした。
平日に2本しか出していないのに、
何も調べていないままで、伯母の家に直行でしたので、
列車の時間を逃してしまいました。
伯母が聞いた次の出発は3時間半後でした。
え~、ショック!
平日は2本しかないのですが、
たまに大型の観光バスで大勢な人が来る時、追加で列車を
出しているようです。先のは追加の列車でした。
伯母が今は烏樹林糖廠の理事長に務めているそうです。
観光列車の入場券を沢山頂いてから、伯母の家を去り、
ダーリンと娘と歩いて、近所に残った宿舎を見に行きました。
食事に行きました。
この辺りでは、蓮を使ったいろいろな料理が食べられます。
そのお話は次回・・・