2022年12月20日(火)➁ 晴れ 安和桟橋前ゲート
①「工事の邪魔をしないでください」等と叫ぶ男。13:02
どこの誰かは存じませんが、そう言うのであれば、所属と氏名を名乗るべき。せめてヘルメットなどに「沖縄防衛局」などと書いたらどうか。責任をもって発言して下さい。
➁牛歩は続くよ。13:05
③斜め上空を北から米国空軍KC-135空中給油機が南へ飛び去る。13:06
④13:09 背後に居るガードマンが止ってと、交通整理。私はシャドウを写し込む。
⑤2列で停める。13:10
右の紺色の制服は機動隊員。
⑥粘る女性を排除する機動隊。13:11
運転手さんが概して慎重だから、助かっているが、市民は狭い空間で危険を伴うことは否めない。機動隊もここで強引にやれば、大混乱が生じかねず、危険だと承知しているのだろう。
こんな抗議行動を市民に取らせているのは、沖縄の民意も法も無視する沖縄防衛局=国である。
⑦またこの構図だ。13:12
停める市民。内側で怒鳴る「沖縄防衛局」職員。言いたいことがあれば所属と名を名乗りなさい。
⑧こうなると俄然牛歩の勝利。13:19
⑨2列で歩けると停められる。13:23
帽子の市民はメモっている。メモの蓄積は大切だ。個々の運転手さんへの対話もこうして話しかける素材を得ているようだ。
⑩この男が「邪魔しないで」等と叫ぶので、反論する市民。13:25
マイクを持つ彼は興奮したのか、ウチナーグチでしゃべり出した。ヤンバル・本部(もとぶ)の男らしい。地元意識はけっこうだが、それは鉱山意識に収斂していないのか。住民を戦争に巻き込む君の「お仕事」に誇りをもてるのか?
⑪こちらにも、警官の背後から叫ぶ男。所属・氏名を名乗りなさい。13:29
この男は、私に「肖像権侵害」と言ってきた。まてまて、公務中の公務員に肖像権はございません。悪しからず。公務員ならば自覚しなさい。違うならば、そこをどきなさい。
⑫こうだ。ガードマンと警官(左側に)に囲まれて、叫ぶ男。13:29
⑬13:32 黄色マイクの彼は「職務」に燃えているようだ。市民の表現の自由を押しつぶしたいのか。
ここで日本国憲法を提示する。第11条「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる」。表現の自由は、11条を受けて、第21条に規定されている。この牛歩は私有地と隣接しているが歩道(公道)での行動だ。
⑭13:35
⑮13:42 この日は度々多方向から入ってくるダンプが交差点の中央部に立ち塞がり、一般車両の交通を妨害していた。青信号で待たされる一般車両。多方向から同時に入ろうとするから交差点内に滞留し、道交法第7条違反(信号無視)の行為となる。警察官による交通整理もやっていない。
⑯13:45 3列で牛歩。停める停める。
⑰13:49 まだ、停められている一般車両(右の灰色の車両)。
⑱13:55 ここは琉球セメントの桟橋構内だが、不思議なものが設置されている。この鉄条網は市販されていない。イスラエル製の特殊なバラ線だ。鉄条網のように鋭く見えないが、実は凶悪。衣服や皮膚がかかれば、バリバリに切れる代物だ。米軍も使っている。沖縄防衛局が入手し使っているはずだ。
沖縄防衛局は琉球セメントと如何なる契約を結んでこの土地を借りているのだろうか?
⑲14:04 ダンプや人が邪魔していたが、やっと撮れた。先ほどから気になっていた看板だ。沖縄県赤土等流失防止条例に基づく「事業行為の通知」に関わる表示だが、管理者名がムチャクチャダ。「総務部総務課長」様って誰だ? どこの総務部総務課だ?! まさに不適切な表示板ではないか。沖縄県北部土木事務所はこれを是正させないのか?!
沖縄防衛局のHPに「国と地方公共団体との綿密な連携体制を強化する役割を担う組織」とあるが、こんな看板を出しており、「綿密な連携体制」を裏切っている。因みに国は、住民・市民の意向など承知していないかもしれないが、地方公共団体たる沖縄県は、そこを無視できない存在だ。あうんの呼吸は通用しないし、通用させてはならない。
⑳14:12 牛歩は続くよ。
㉑14:14 まだまだ続く。歩くのも疲れるだろうが、私も疲れる。
私はこうした動線を追うばかりか、周囲の機動隊やガードマン、一般車両、上空の軍用機などの動きにも気を配っている。
㉒14:20 5人が立ち、牛歩する。
㉓左から乗用車が入ってきた。どちら様だかわからないと、一瞬対応できず隙ができる。14:24
㉔14:37
㉕14:42 ダンプが止り、自転車の人たちが立ち往生。何に抗議しているのか伝える通行人に渡せるビラがほしいところだ。
㉖14:43 彼は実に堂々と抗議している。
㉗14:45 ガードマンに抗議している。今日のガードマン8名がそれぞれスピーカーをもち、うるさかった。トラックの侵入に対して、全然バラバラで統制がとれていなかった。このため青信号の一般車両を停めてしまう場面が度々あった。
㉘14:45 機動隊に排除される彼。だが背後にも牛歩の人が居る。一人一人の連携が意味を深めていく。
㉙反対側にある横断幕を漸く撮れた。ダンプの侵入と、人の微妙な動きで、なかなかハッキリ撮れなかった。14:51
「米軍新基地造らせない!/ふたたび戦場(いくさば)にしない!」この思いを私も共有しているつもりだ。
ここで本日の私の撮影を終了させていただく。