おはようございます。本日は2025年3月3日(月) 晴れ
予定では本日取材のつもりでしたが、宮古島の報告が遅れており、こちらに集中します。まだ2月26日の①を昨夜遅くに上げただけです。今、②の作業中。予定では26日を3部作に分けるつもりでしたが、4部作に分けることにしました。闘いも重要ですが、新たな部隊の実際に迫る機材を中心に、もう一部増やすことにしました。
「自衛隊装備年鑑(2023-24)」(朝雲新聞社)を改めて見ると、電子戦の機材は一切出ていません。何故でしょう? 秘密度が高いのでしょうか? それだけが理由なのか、私には判断できません。この国は、2018年の防衛計画大綱で大きく、電子戦、サイバー戦、宇宙戦を大胆に提起したのに、未だに「装備年鑑」に載せていないのは、おかしな話です。
さて話を戻します。こうした場面で何をどう撮るかです。私は港などで武器(機材)の搬入をこれまでも撮ってきました。一番の眼目は、人々の抗いです。戦争に反対し、そのための武器の搬入・基地建設への抵抗を第一にと考えています。基本的人権としての表現の自由・抵抗権です。
第2に、権力側の弾圧態勢を明瞭に撮ることです。過剰警備、警察官職務執行法などに反する違法警備をきちんと押さえ、許さないことです。
第3に、今日の軍隊の現状、軍事化の動きを明白に押さえることです。軍事ウォッチャーとしての役割です。
どうしても、現場がわさわさしてくると、ごっちゃになってしまい訳の分からないものになりがちです。焦点を定めきれなくなるのです。これを明瞭に定め切るためには、事前に準備しておく必要があります。だいたいのことを予想を立てておきます。
今回の私は、前日に宮古島にきたものの、体力の温存を優先したので、下見なし。まぁ分かっている場所なので、不安はありませんでした。しかし一般論を言えば、下見は重要です。特に前日の下見。
今回は警察の配置が、不自然でした。7時に来ても誰も居ない。全く予想に反することでした。だから警察の動きに、かなり注意していました。
同時に自衛隊の陸揚げには、お迎えが来て先導する部隊が来るのも通例になっています。私は、この動きにも着目していました。
今回の場所は、港湾施設の中だったので、フェンスの中に入れないものの360度を見渡せる位置を確保できました。走り回りました。遠近の距離を把握しながら、前と後ろを見渡して、状況を切りとりました。経験値の最適化をなすことができました。
この闘いに参加された皆様に、私は感謝申し上げます。大変お疲れ様でした。皆様は、ご自身の闘いぶりをご覧になり、より自信を持ち、今後に生かせる写真になっていることを私は願っています。ありがとうございました。
もう一点補記。今回「奥にいるの、自衛隊ですか?」と私に聞いてくれた方がおりました。その場ではよく分からず、見に走りました。彼女の不安が的中していました。お陰で右側ゲートでの撮影ができたのです(①)。感謝申し上げます。