ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

【拡散願います】宮古島への電子戦部隊の車両搬入に抗議!ー①第15旅団警備隊等の出迎えを許さず(20250226-①)

2025年03月03日 | 宮古群島
2025年2月26日(木)晴れ 宮古島平良(ひらら)港 はり水岸壁前 

07:13 あそこか?! 急いで走る私。
07:16 あれだ!フェリーから既におりている。
07:24 「みかさ」だ。ランプウエイを上げており、車両は岸壁にすべて下ろされているようだ。
「みかさ」って、昨年3月に中城湾に来た奴だろう。第7地対艦ミサイル連隊創設の運び屋だったあれだ。壱岐・対馬株式会社が運航している。本社福岡市。
07:26 奥で動いて居るぞ。
07:32 宮古島への搬入を阻止すべく集まった人々。
07:36 港湾車両の交通は、どうぞどうぞ。
07:44 仲里成繁ミサイル基地いらない宮古島住民連絡会代表が発言する。住民への説明もなく、先制攻撃に資する機材の陸揚げに反対する。
07:54 実は本日、石垣港に米軍揚陸艦と自衛隊の艦船が入港するにもかかわらず、宮古島住民と連帯して闘うと石垣島から来てくださったUさん。
08:09 抗議の声が次々と上がる。佐賀空港に陸上自衛隊のV-22オスプレイが木更津から移駐される動きに対して反対している福岡から来られた方。
08:14 自衛隊のバイクが入っていった。
08:14 まただ。彼等は宮古島の第15旅団警備隊傘下の偵察隊だろう。計6台が入ってしまった。
急に緊迫してきた。
08:17 入り口の両側から抗議の声を上げていく。
08:18 バックの高層ビルはホテルだな。脇は更地だが、ここにヘリポートができる話があるそうだ。
しかし今日は警察が来ていない。異様だな。
08:20 参加者のひとりが私に聞いてきた。「あれ、自衛隊じゃないですか?」ーよく見えない(写真だと一目瞭然だが、ファインダー越しだと定かでなかった)。
「違うと思う」と応えつつ、確かめに走った私。
8:21 こちらは右手の入り口。そしたら宮古警備隊の車両が来た。ヤバ!
私は走る。

08:22 自衛隊の3両が駐まった。
先導する為に来たのか? 威嚇なのか!
08:23 二人で止めている。
08:23 やはり自衛隊だった!
8:23 構内を走る自衛隊のバイク。
08:24 
08:25 
08:26 偵察隊の二人は、どこかへ電話している。他の車両と打ち合わせか。
これだけ撮影すべき方角が広いと、もう大変。

08:28 
08:32 反対側のゲートから応援が駆けつけてきた。
港湾車両の通行は通常どうり。自衛隊車両の右に立つ者あり。宮古島市の港湾担当職員らしい。
08:36 私が下がって撮る。
08:44
08:45 その職員は港湾業務を邪魔しないでという。
住民連絡会は、即座に「邪魔していません」。
08:49 パトカーが来た!
08:49 警官が下りてきた。パトカー3台。
08:50 警官と渡り合う。マイクで問いかける。沖縄県警も宮古島を戦場に導いていくのか? 日本国憲法があり、公務員はこれに従うべきとあるのだと正論を述べる。憲法9条と同99条「憲法尊重擁護義務」。たじろぐ警官たち。
08:51 その隙に私は車内を撮る。パソコンを抱えていた。隠した。怪しい。
動画のカメラは宮古警備隊のものだ。
PCは、「移動用クローズ系クラウド端末」「隊本部-12」「機種 東芝GPC-211B」とある。 責任者は宮古警備隊長だ。
私は撮影に集中していたので、彼等の顔をみていない。しかしこの手が大慌てぶりを示している。
電子戦部隊を隊内に誘導するだけで、これほど慌てるものなのか? 場違いなものを持ってきたのか? 私のカメラに透視能力はないのが残念だ。ここまで動揺しなくてもよいだろう。
08:51 警察の介入をいさめる。後方に偵察隊のバイク。
慌てず冷静に対応する清水さんたちに私は改めて敬意を表する。
8:52 ぐっと真剣に追及する。

8:53 動画を回す公安刑事。
8:54 何も論拠を示せない沖縄県警。
我思う。米軍の下請けとしての自衛隊。自衛隊の下請けとしての沖縄県警。沖縄の警察官こそが自立してモノを考えるべし。
「今あなた方がやろうとしていることは、宮古島を戦場に差し出す行為ではありませんか?!」と一歩も引かない住民連絡会。
これが芝居ならば、「ブラボー」と叫び出すシーンだね。
08:57 ゆっくりと警察官を諭しながら制止する。
8:57 この緊張の場面で浮かぶ笑みに、私は感嘆しながら、シャッターを切る。
08:59 応援のパトカーが増えてきた。
港湾作業を邪魔しているのは自衛隊と警察だ。

09:01 応援のパトカーが増えてきた。
09:11 パトカーが8台だ。構内にたまっている。
9:11 住民連絡会が抗議。一歩も引かず、電子戦部隊、お断り!

9:13 私たちは一歩も引きません!
09:14

9:18 宮古警備隊もプラス5台の計8台でお出迎えだ!! 
電子戦部隊とはお殿様か!?
いやいや平和を求める住民への恫喝だろう。
9:19 誰からともなく寝込む。排除が始まる。
9:20 警官の排除に抗議の声を上げる。
9:21 少人数でも正当な論拠と寝込みが、これだけの軍隊の車両を止めている。電子戦とは専制攻撃によってこそ効果が高くなるものなのだ。
9:21 無茶な排除に抗する彼女。警官6名と闘う。
9:21 抱え上げられた。否、引き剥がされた。
6人の警官がひとりの女性にかける暴力に怒!
9:22 警官が住民を排除。島民を死地に追い込む軍隊を守ってどうする?!
80年前の沖縄戦を学ぶべし。それは警察官本人、ご家族・お子さんらにとっても学ぶべき事であるはずだ。同じような悲劇を繰り返したくない。

9:22 必死の抵抗。粘る。
9:23 8台の最後に第136警務隊が入る。宮古警備隊の警務隊(自衛隊内の警察組織)

入っていった以上、出てくるつもりだろう。再び止めるぞの魂が皆に煮えたぎる。(②に続く)


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