2025年1月29日(水)晴れのち曇り
私は大浦湾に28日に行くつもりだったのだが、急遽入ってきた別件に追われ、幸か不幸か1日伸びた。
「二見入り口」から歩く。
10:26 二見入り口の旧道への分岐点あたり。ヒカンザクラ。
10:28 タイワンヤマツツジ(?)とヒカンザクラ。ススキがお邪魔している。
旧道を下りていく。
10:37 タブノキの若芽がでてきた。
やんばるの森は春を迎えてきたようだ。
10:41 樹間の奥に大浦湾が見える。
10:47 旧道(写真左奥)から、新道に階段で上がる。
10:49 眼下に二見集落。
10:57 橋の上から大浦湾の工事現場を一瞥する。潮が引いている。
大浦へ。
11:11 私がよく使う休憩所。しかし、ブツブツ思う私。これはモモタマナの木。根がコンクリートに覆われ、生き物は呻いているだろう。休憩所の設計者・管理者は生きものを押さえ込みたいようだ。植物にものが言えたら、如何なる恨み節を吐くのだろうか?
先を急ぐ私。
11:32 大浦と瀬嵩の間の空き地から。サンドコンパクションパイル工法の船が見える。
11:33 同じく大浦と瀬嵩の突端。2つ見えている。
11:34 左側。動きはないようだ。ここからだとごちゃごちゃしていて分からない。
11:34 右側。やはり動きはないようだ。先を急ぐしかない。
11:46 お墓がある場所から、左側。
瀬嵩のコンビニで昼食を買った。おやまに登る前に浜でひと休みしよう。
12:24 潮が引いている。今日は大潮、それも旧正月だ。私は浜に行って気づくという体たらく。
いつもなら入れない場所から撮ろう。
12:31 アーサが付いている岩場。滑りやすいので要注意。
生きものたちが息づいている場がこうして脅かされているのだ。「地盤改良」するという場も生物たちが息づいている場だと国は知るべきだ。多くの沖縄の市民も気づいて欲しい。
12:31 さらに露出を+補正。ただし足下を明るく出すと、肝心の海や空が真っ白に飛んでしまう。神経を使う。
12:32 異物を相対小さく入れて、違和感を出す。
12:39 大潮の干潮時だからこんなのが撮れた。ラッキーだった。要は毎日調べておけだ。
大浦湾の自然VS環境破壊を進める基地建設。私たちはその先に来る「不幸」(戦争)をも直視するべきだ。
子どもたちのために「開発」=基地建設を是認する声が地元からも聞こえてくるが、ありえない。現に戦争に備える国に騙されてはならない。
12:39 普段なら水に没している岩を伝って前進した。正面。
「ケーソン」仮置き場建設のための砕石を落としている。ガリガリ音が聞こえる。
12:39 右側。デッキパージ左奥にあるSCP船。1月20日にあった位置から大きく動いている。
12:40 右にデッキパージ。奥が問題の地盤改良工事の船・施設。左が「ケーソン」仮置き場設置作業場。
大浦湾が壊されていく。
12:41
12:41 東を振り向くと、こうだ。瀬嵩の浜だ。初めて見た景色だ。大潮の干潮時だからこそ、靴を濡らさず、ここまで入れた。
12:46 その岩を左に回り込む。
12:48
12:50 東の汀間方面。
12:53 岩場にはフジツボの仲間が生きている。
12:55 わかりますか。この岩場に生きものが生きている。
12:56 私は大いに生きる力をいただいた。
ナチュラリスト(自然観察者)だった私は、55年前の自分を思い出すべきだと悟ったのだ。無力感にとらわれず、自然生態系を尊重して自然と共に生きるしかないのだ。人間も生きものです。そこをはみ出し、軍事利権に走る愚か者との闘いでもあるのだ。
この後、瀬嵩のおやまにのぼった。
②に続く