那覇軍港からHOS・Resolutionが出港したのが2025年1月10日だった。どこに行ったのかと、私は怪しんでいたのだが、リムピースに出た。
http://www.rimpeace.or.jp/jrp/sasebo/sasebobase/250119sasebo.html
佐世保は米国海軍の揚陸艦の拠点であり、揚陸艇の新規開発のこの船が佐世保に出向くことに不自然さはない。
1月21日、HOS・Resolutionは那覇軍港に戻ってきた。私は早く確認したいと思っていたのだが、27日になってしまった。
2025年1月27日(月)曇り時々雨
那覇に13時過ぎに着いた。食事後、那覇軍港に向かった。
14:06 旭橋を渡り、国道331を海兵隊の統合軽戦術車両が2台北上していく。多分、那覇軍港からでたのだろうが、どこにいくのだろうか?
14:11 那覇軍港と言えば、高速輸送艦「グアム」だろうの感もある「グアム」だ。
14:13 横断歩道の上から右側に約13台。左側にも同じくらい。「グアム」からおろしたものだろうか。載せるのだろうか。視界が悪くコンテナに張られている紙を読まなかったので、不明。赤字のステッカーは「可燃性・危険」のマークだ。fuel とあるので、燃料(ガソリン)だろう。
14:14 HOS・Resolutionがランプウエイを岸壁に着けている。
私の予想通り、戻ってきた。左右にある4本の柱は固定具。車両等が乗降する際の安定版。海底に設置している。
私はひとまず先に進む。
14:30 小雨が降っている。国道332号線から那覇軍港。ここに置かれている車両群も、これから載せられるのか、下ろされたものだろう。視界が悪いと確認したくない(雨が降っている)。
14:31 右側。8輪式の装甲車が1両。LAV-25だと思われる。
14:34 左側。これはなんだか分からないが、倉庫に収納しているようだ。
14:36 あちこちで見る米軍の看板。「警告」「制限区域」とあるが何を制限しているのか? “RESTRICTED AREA“は「立ち入り禁止区域」と訳すべきだが、「制限する」という意味もあり、穏便な訳にしている。日米地位協定第3条《基地内の合衆国の管理権》「1 合衆国は、基地内において、それらの設定、運営、警護および管理のための必要なすべての措置をとることができる」とあり、日本の領土であるはず場所が米軍の管理下に置かれているのだ。
言葉のニュアンスで、実態を覆い隠すやりかたは、米日関係を象徴している。私たちがこうした事細かなことを見逃していたら、とんでもないことになるだろう。否とんでもないど真ん中に置かれているが現実だ。
この道を進むと那覇飛行場方面。
14:44 道路を挟んで左側。陸上自衛隊の敷地内に見なれぬアンテナが1本。車両から柱を立ち上げている。その先端にある通信機器。要調査。
14:46 フェンスの奥の「防風林」ならぬ「遮蔽林」の奥。
14:50 右側の軍事施設の脇を流れる川でキアシシギが採餌中。
14:52 前の写真はこの左側。陸軍管理地。Seamens Club。
今月末で閉店と報じられた会員制のレストラン。米兵(主に将校だろう)や日本人の会社社長なども使ってきたようだ。入り口脇のガードの固さが、レストランというよりも(軍事利権)密談場(?)を思わせる。
ここらで戻る。視界が悪いので、飛行場まで行かないことにした。
14:54 再び、陸上自衛隊の電子機器。
15:04 見上げれば陸上自衛隊のUH-60JAだ。東南東に飛びさった。
15:19 歩道橋に戻ってきた。奥にグアム。赤の標識は可燃物。
15:21 左側。「グアム」の手前に運び出す予定の車両が15台余り。車両が増えていることはこれから搬出するようだ。海兵隊員もいるので、細かい事前準備と思われる。
15:22 HOS・Resolution。動きなし。
15:23 右側。
15:27 横からHOS・Resolutionを見る。アンカーを下ろしていない。4本の固定具で止っているのだろう。
こういうことができるから、後方からの揚陸艇になるのだろう。
本日はここまで。