ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】一夜明けて(20230424)

2023年04月24日 | 暮らしと政治

 おはようございます。昨日、4月23日が統一地方選だった市町村が多かったと思います。ご自身が支持していた方は、当選されたでしょうか。5つの国政補選では自民が4勝、維新が1勝、立憲民主党は、結局ゼロ議席です。あからさまに私たちが生きる為の予算を削り、軍事化を進める政権が支持されているのです。これほどあからさまなのに、踊らされたり、しらけている人たちが多いと言うことです。

 宮古島では、陸上自衛隊が「偵察飛行」中に墜落事故死をおこし、自衛隊が島中に跋扈していました。今度は北朝鮮の弾道弾が飛びかねないと政府は「破壊措置準備命令」を出し、与那国島・石垣島・宮古島にPAC3(対空ミサイル)と軍隊を配備しています。本当に弾道弾が飛んでくるかではなく、敢えて琉球諸島を実戦配備状態に置き、「危ないぞ、危ないぞ」と国家に従えと言うのです。

 政権は平和を如何に守るのかに関心を一切持たず、戦争に備えることで大儲けする仕組みを作り出そうと躍起になっています。このままいけば、琉球諸島も本州・四国・九州・北海道も一蓮托生です。子どもたちの未来を戦争の中に引きずりこむような政治を食い止めることが問われているのです。

 投票率が50パーセントを切る状態があちこちで生じています。政治が遠くなっています。霞んでいます。それでも、私たちが生きる為に何が欠けているのか、何が必要なのかを吟味すれば、今の政治が大きく歪んでいることが見えてくるはずです。単純なマルかバツかで判断できにくい歪んだ政治です。これを正面から、背後から、右から左から凝視していく事が必要です。このためには、私たちが生きている基盤を見据え直さなければなりません。働くことー収入、地域ー保育・教育、介護、医療。交通etc。水や食料、エネルギー、自然環境も考えなおすべき重要な課題です。

 自分が生きているのだから、先ず自分が生きることを考える。しかし自分が生きているのは、様々な人たちの支えがあってこそ生きているのです。だからこそそれが裏目に出るときは、シンドイ。パワハラ・セクハラ・虐待・イジメ。私たちが生きているのは空洞の中ではありません。ごちゃごちゃし、きしみ合っているのです。それはなんであり、どうしてなのかを追及しないとなりません。

 民主主義をぶった切る、憲法をぶっ壊す政治が強まっています。結局、「おまえたちは、国家の言いなりに生きるのだ」と、彼らは、うそぶいているのです。こう言っているのは、自民党・公明党・維新ばかりか、国民民主党や立憲民主党も、この流れに飲み込まれてきています。

 「世も末だ」と嘆いていては、始まらない。誰も助けてくれません。否、励ましあい、助け合う、関係を育むことが重要です。私たちが生きている、そこから政治に手が届くはずです。私たちは生きる為の政治をめざしたい。私はそこにカメラワークを通じてお手伝いしたいのです。頑張りましょう。

 どうみても、統一地方選の結果は、余り芳しいものではありませんでした。だからこそ、希望を誰かに託すのではなく、手を取り合い、共に動いていく時代です。私はしぶとく諦めない。



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