ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】8月の写真展の企画概要を決めました(20240528)

2024年05月28日 | ヤマヒデ企画

写真展企画(概要)と検討課題(20240527)(一部省略)

概ね以下のように企画を決めました。但しコマ選びと追加取材によって、一部変更もありえます。あくまでも現時点での概要です。

日時:2024年8月22日~25日 10:00~17:00

会場:津リージョンプラザ3階展示室

主催:「フォトジャーナリズム展三重」

 

1 タイトル:「基地の島 琉球諸島・沖縄島のリアルとこの国の深層」
〈大目標〉
○基地の島を琉球諸島から問い直し、沖縄島をも再考する
○沖縄のシマジマの自律を願い、米日政権に抗い、平和な《島・国・アジア》に向け、前進するために。
○沖縄に注目を頂ける写真展にする。可能な限りわかりやすい展示にしたい。

【参考】
●1ブース約24枚+α 計4ブース=96枚+α(最大140枚)
註:1ブース19m
○以下の枚数は概数

Ⅱ 企画案(以下の5章立て)

註:数字を付したものが小項目、○や●は留意点


(1)プロローグ:「『基地の島』をフォーカスする」 
 2分の1ブース(12枚+α=15枚)
 ①島々の配置(種子島・馬毛島、伊江島、宮古島、石垣島、与那国島)(5枚)
 ➁石垣島(陸自オスプレイと星条旗)(4枚)
 ③沖縄戦から繋がっていることー1945年4月1日:読谷・北谷への上陸―嘉数・(米国総領事館)・前田高地・32軍壕・トリイ通信施設・読谷    など(6枚)
 ④自然写真(4組―A4×4枚×4)
 ○国家による民衆統治の歴史の見直しから戦争を拒否、自律に向けて

(2)「観光では見えない基地のこと」
 2分の1ブース(12枚+α=15枚)
 ①嘉手納(ビオスの丘・倉敷ダム・東南植物楽園など)
 ➁普天間基地(嘉数高台・佐喜眞美術館)
 ③那覇空港・那覇港
 ④キャンプ・ハンセン辺りー恩納村―万座毛
 ⑤伊江島
 ⑥宮古島
  
[検討・留意点]
 ●観光客は何を観ているのか、見ていないか?
 ●「住民」と「観光客」のズレ
 ●住民の日常を可視化したい

(3)「戦争準備が進む琉球諸島・沖縄島のリアル」 1ブース(24枚+α)
 ●平時・凖有事・有事のシームレスな繋がりに注目する。
 ●軍事演習から
 ●15旅団の15師団化を視る。
 ●相互の島の繋がりも観る。
 ●米日共同統合(陸海空等)作戦(態勢)を視る。
 

 ①与那国島(6、7枚)
 ➁石垣島(6,7枚)
 ③宮古島(6,7枚
 ④沖縄島(勝連・ホワイトビーチ・嘉手納・普天間・ハンセン・ブルービーチなど)10枚前後
 ⑤各島と沖縄島の軍事連携
 ⑥略
 ⑦略
 
[検討・留意点]
 ●個別の島の問題と、相互の繋がり
 ●日米共同統合訓練から
 ●攻守同盟=攻撃本位になり、人々の命の営みが切り裂かれていく。

(4)「『辺野古が唯一』は、戦争への道!ー普天間基地の返還はありうるのか?」
 1ブース(24枚+α)
 ●「辺野古が唯一」とは、米国の戦争への道を認めることだ。
 ○ゴリ押しの為の脅し文句 
 ○「日本国は米国・米軍に従います」の意 
 ○沖縄へのたらい回しならば、国民は容認―フザケルナ!

 ①普天間基地の現実 
 ➁新基地建設の実態(自然破壊ぶり)
 ③プチ新基地建設に集約されかねない近未来。
 ④闘いの現場から
 ⑤ほか(キャンプ・ハンセン等)
 
 [検討・留意点]
 ●移設とはこの2つだけの話しではなく、「沖縄再編統合計画」(2013年)の中に位置づけられてきた。
 ●その全体を示すことは困難だが、幅のあることを示したい。

(5)エピローグ 「私は、沖縄で問い続ける」
 1ブース(24枚+α)
 ○2024年の深層に迫りながら
 ①6月県議選から
 ➁米国の本音―2021年の安倍の国葬に、米国浦添総領事館や各基地はどのように対応したのか?
 ③米日関係(地位協定)
 ④沖縄の出入り口が、先ず以て、危険(那覇空港・那覇基地)
 ⑤まとめー沖縄を、アジアを戦場にさせない私達の生き方ー米国頼みの日本国から自律する生き方を探る

[検討・留意点]
●問いを起こし、考え、対話するために
●在沖日本人としての自分の視線を出したい

◎各章共通の補足
○自然写真を冒頭に置いたが、展示上、可能ならば、各章に分けたい。
●論点―地理的な問題と時間的な問題
平時の中に有事が被さっている現状を伝えたい
●この国の深層としてー米日同盟の危うさを可能な限り強調したい
●同上―日本―沖縄の差別構造の中での崩れた関係(「ゼニ」っこに引きづらている)を打ち出せないか
○「南西諸島」への異論―それぞれシマとして見て、琉球弧と考えたい。
○私達は、沖縄を、アジアを戦場にさせないために、アジアの人々と共に頑張る。

Ⅲ 判型
A3を基本とする(台紙に張り込むーB3変形(364×480)。
生物の写真はA4とし、4枚一組の台紙に張り込むーB2変形(510×684)
他に特大版(判型未定)を各章ごとに1,2枚 


Ⅳ コマ選び
①企画案(1)~(5)に沿って始める。
➁コマを固めながら企画を詰める
③企画案の最終調整
④以下略。

 

ということですが、詳細はコマ選びが終わらないと、まだぼんやり。コマ選びをやりながら、頭の整理を行なっていきます。ご期待ください。(ヤマヒデ)

 



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