ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

「#検察庁法改正案に抗議します」が400万件を超えたって(20200511)

2020年05月11日 | 暮らしと政治
 おはようございます。今朝の名護は雨。梅雨入りも近そうだ。ところで、SNS上で「#検察庁法改正案に抗議します」が400万件を超えたそうだ。凄いね。私はツイッターをやっていないので、この1件に参加していないが、昨日今日と3月末に私がブログに書いた検察庁法改正案が何故おかしいかの記事が今更のように読まれだしている。
 何しろ、この問題はエンタメとか多くの皆さんに関心を持たれてきた部門を含む総合でトップとかベスト3に入ってきているのだから、(ワクワク)ドキドキするね。何故今頃になって、なんか変だと思う人が増えてきたのだろうか。ここが重要だ。
 そりゃ、コロナ禍のお陰(様々)だろう。日々、感染者が何人でたとか、何人亡くなったとか聞かされながら、体も心も押し込められ、キリキリ・ギスギスし、「家にいろ、休業補償はしないけど」と、出し渋る安倍、誤魔化す安倍、右往左往する安倍をみていたら、これは私も言っておこうと思う人がたくさん出てくるのは、当たり前だ。
 要するにひとり一人が、なんだかんだといいながら、自分が生きることと社会的な繋がりがあるんだ、政治的なつながりを外せないんだと思い始めてきたのだろう。
 昔、「サイレント・マジョリティ」なる言葉が流行ったことがある(1960年安保の頃)。黙っている多数の声こそ「多数派」であり、我が政権を支えてくれているのだとの信念がこう言わしめたのだろう。日本では安倍晋三のお祖父さんである岸信介のことばでもある。
 私などは、物言う少数派できたから、頑として片意地張ってきた。初志貫徹はいいのだが、サイレントマジョリティはどうしてサイレントマジョリティなのかを注意深く考えてこなかったというマイナスもあったようだ。この両側(マジョリティとマイノリティ)を考えなければ、ダメなのだ。何よりも相互の関連性を分析することなしに、うまくいかない。

 「私たちは負けない!」と自民党沖縄県支部連合会が今朝の沖縄紙に1面広告。「医療従事者の皆さん、ありがとう。最前線で戦うあなたたちが私たちを救ってくれています。
 いま沖縄は危機にあります。/危機を乗り越えるため県民が一丸となって取り組まなくてはなりません。/沖縄の再生に向けて私たちも全力を尽くします。
 私たちは負けない!」この下に助成金・給付金一覧が載っている。
 
 基地を押しつけられてきた沖縄は、今、コロナ禍の中で観光客を受け入れることができない。丸裸にされながら、基地だけ押しつけられていることを私たちは痛哭しなければならない。
 基地の歴史と現状を顧みない「沖縄の再生」は空しすぎる。
 もう一度繰り返す。 #検察庁法改正案に抗議します。


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