ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き、琉球諸島を巡る基地・戦争への道を問いかけ、自然を語る。●無断転載、お断り。
 

【拡散願います】いよいよコラボ展へ「だから、あきらめない 戦後80年の今ー私たちの辺野古・大浦湾ー」(20250221)

2025年02月21日 | ヤマヒデ企画

今日、2025年2月21日(金)名護市街は雨。

 私は撮影に出るつもりで、6時に起きた。だが、雨。視界も悪い。日和見を決め込んだ。そうしたら、Sさんから電話が入り、コラボ展のうちあわせしましょうとなった。「急に言われても」と思いつつ、以前提示した企画書に手を入れ、お会いした。時は2025年5月17日(土)1日だけだが、訳あり。

 私が沖縄に暮らし始めて12年目となるが、沖縄での写真展は2回のみ。昨年8月の三重県津市での写真展は、大会場で「基地の島 琉球諸島・沖縄島のリアルとのこの国の深層」と題して、なんとか開催できた。三重県津市の方々がお声をかけてくださったからできた。元カヌーチームの方(津市在住)から直接電話をいただいた。改めて感謝申し上げる。

 彼からだったことと、滅多にない機会だから、私は決断した。撮影・制作にかかる費用も少なからずいただいた。会場の設営や宣伝はお任せだったから、製作に専念できた。なんとか間に合って良かった。しかし今、辺野古・大浦湾もこの国によって、めちゃくちゃにされている。ガンガン押し切られていきそうだ。にもかかわらず、こうした自然を破壊しまくり、戦争に向かう道を押し返すためには、何が必要なのか? どうしたら可能なのか? フォトグラファーとして何ができるのか? 

 やはりここを守り切る意味を納得する人を増やすしかない。私たちは「勝つ方法は諦めないこと」と言ってきたが、そうした理念じたいが、国家権力によって打ち砕かれているだろう。奴らの無慈悲なまでの貫徹力はすさまじい。膨大な軍事利権を作り出し、軍事利権で食う企業を、人々を生み出している。再び戦争への足音が高まってきた中で、抗い、勝つための根拠に私は迫りたい。

 無名な私たちが、小規模な写真と絵のコラボ展ごときもので何ができるのか、未知の領域に覆われている。しかしこれは一つの試行だ。様々な人たちが様々な思いと手段で表現していくことが、現場の座り込みや監視活動とつながっていけば、一歩前進できる。「ひとりじゃないの」を十全に表現する場の手始めになれば、幸いだ。

 そして、全国各地の人々とどうしたらつながれるか、果てしない旅を歩いてきたつもりの私だが、「勝つ方法は環を作り出すこと」ではないか?! 諦めないことを超えて、環をつくりだし、ひろげていくことじゃないか。これまで力みすぎて、マイナスに作用してきたことを抑え、「共に」を呼びかけうる主体になることだろう。知恵を、学びを共に深め広げることだろう。何よりも自分の身体で考えることだ。

 平常心を取り戻すことなしに無理だろう。だが時間は限られている。自然は壊され続け、戦争準備は続々と整えられている。デマが流され、自己を放棄する道がどんどん拡大している。正に「希望は戦争」の方向に切り替えられている。無神経な輩が増えている。自分が見ている点しか見ていない人々が多すぎる。自分のことしか目に入らないから、不都合なことを無視できる。

 私は、協力し合える関係を(信頼しうる関係)希望としていく第一歩としていきたい。来る5月17日は1日だけだが、可能ならば別の機会を作り出していきたい。どうすれば、可能になるのか? そこが問題だ。

 タイトルは「だから、あきらめない 戦後80年の今 ー私たちの辺野古・大浦湾-」だ。ここで言う「わたしたち」とは、あなた方にもなるだろう。詳細は改めて公表します。 



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