ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

【拡散願います】【訂正】さて、これからの政局はどうなるだろう?(20241028)

2024年10月28日 | 暮らしと政治

おはようございます。昨日投開票された衆議院選挙結果は、大方の予想通りだったようです。

自民党:191(マイナス56)

公明党:24(マイナス8)

計:215(過半数は233)

野党が多数となった。保守系無所属等ででた12名の復党があっても、227名で過半数に届かない。

相対少数の政権で出発し、個別に野党の一部の協力を仰いで運営することになる可能性が高いでしょう。

保守系野党は

維新:38(マイナス6)

国民民主党:28(+21)

参政党:3(+2)

保守党 3(+3)

計:72

市民と足並みを揃えて動くだろう勢力は

れいわ:9(+6)

共産党:8(マイナス2)

社民党:1(増減なし)

計18議席でしかありません。

 

残る立憲民主党:148(+50)

この党がどう動くかですが、保守的な野田代表であり、多難だと思います。

つまり自民党の裏金問題で自民党は大きく減らしたものの、その他の問題では、一部の野党を抱き込んで従前と同じような道を歩みかねません。各党間での激しいつばぜり合いが起きるでしょう。要するに政局は不安定になります。

少子化問題やジェンダーフリー、地域の崩壊からの再生など大きな問題はこうした狭間で置き忘れられていく可能性が高く、安保・憲法問題などは、多数を握っている自公プラスの勢力によって、このまま状況が悪化して行く可能性が高い。

ここで問われるのは、れいわや共産党、社民党でしょう。絶対的少数の中で、人々と共に政治を動かしていくための議論と行動の力が試されます。来年の参議院選が当面の焦点です。

いずれにしても政治を監視し、動かしていくのは、私たちなのです。この点を忘れて、政局を読む態度は、客観主義そのものです。私のあり方も見なおさなければなりません。

 

沖縄の小選挙区は私の予想通り、1区が共産党の赤嶺政賢氏、2区が社会民主党の新垣邦男氏、3区が自民党の島尻安伊子氏、4区は自民党の西銘恒三郎氏でした。尚比例復活で、1区は自民党の国場幸之助氏、3区は立憲民主党の屋良朝博氏、4区がれいわの山川仁氏が当選。計ー自民党が3人、オール沖縄が3人、れいわが1名でした。

山川仁氏が議席を得たことは大きく、「オール沖縄」が沖縄の新たな政治勢力に更新していくための地歩を築くことになれば、幸いです。私はこの立場で諸々の問題を考えていきます。

余談ながら私が投じた2票(小選挙区と比例区)は、無駄になりませんでした。ほっとしています。

補足:沖縄の立憲民主党は、沖縄の現実を見据えて、党中央に、国政に反映できる努力を強めていただきたいと考えます。



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