2024年10月27日(日)晴れ
衆議院選挙の投票が締め切られて、1時間余り。漸く、投票箱が集められている段階だろう。今、「当確」というのは、マスコミの判断だ。確定数はこれから(深夜にかけて)でてくる。
自民党の凋落は間違いないとしても(過半数割れ)、自公政権が従来通りなのか、変化が生まれるのか? 微妙である。自公+何処が入るのか?入らないのか? 或いは、立憲民主党が中心になった政権ができるのだろうか。しかし与野党の対立は拮抗し、震えがでてくるだろう。
先が見えないのだ。ところが、米日安保堅持、大企業奉仕の枠組みは余りにも堅い。戦争準備が着々と進んでいることが、政治の焦点にあがってこないのだ。経済の疲弊が、軍事経済に結びつけられ、戦争イエスという最悪の動きになっている。経済の活性化を民衆のために進めるとすれば、平和を目指す以外にない。「007は殺しの番号」なんて粋がるようなことに、させてはならない。戦争ほど醜く、醜悪なモノはない。
「失われた30年を取り戻す」ならば、この30年が平和から戦争に物事の軸が傾けられてきた事を私は直視したい。ここに注力しない革新はありえない。野党の中身が問われている。
だからこそ私は、「れいわ」を押しているし、共産党や社民党の奮起を期待したいのだ。無論今すぐに変わるとは毛頭考えていない。単純に政権交代などはできないのだ。しかし一方で、軍事化の動きは具体的に急速に進んでいる。政治がこの問題を外していたら、救いようがないことになる。
私が机上で心配しても始まらない。開票結果を待ちたい。しかし結果によっては、不気味な展開もあるだろう。