2024年9月28付け沖縄タイムスに「『不当逮捕』市民訴えー安和桟橋事案 名護署前で抗議」と出ていました。警察は、「この男性が沖縄防衛局職員に暴行したとして逮捕した」とありますが、どう考えても無茶と、私は考えていました。
また本日の同紙に「傷害容疑で男性送検」とありました。「暴行」と「傷害」は同じ刑法の規定ですが、暴行は「傷害」に至らなかった場合です。つまり「暴行」を「傷害」に認定し直して、地検に送検したのは、より重く見た結果です。
ただし私は新聞記事を見ただけだったので、当ブログで触れませんでした。今日たまたま名護署脇を通りかかった際(16時頃)に、抗議行動を見てしまい、状況を確認しようと参加しました。丁度、被疑者の男性が釈放された直後らしい。経過を報告していました。お元気そうでした。また26日に安和の現場で倒されたという女性は、何と知人でした。この男性は杖をついており、沖縄防衛局職員とこの女性を押し倒せる訳がありません。防衛局職員は「押された」と言ったようですが、自作自演。自分が倒れながら、この女性を巻き込んだのです。女性の肘に青あざができていました。かなりの力が加わって押し倒されたと思われます。
彼女曰く、26日(12時頃発生)の現場で警察官から「この男性に押し倒された」と告発しろと、誘導尋問を受けたと怒っていました。そもそも「事件」発生から1時間も経った時点で、「現行犯逮捕」という矛盾。抗議現場には常に警察官がおり、「事件」を現認しているか、聞きつければ即刻駆けつけるはずです。1時間後ということじたいがお芝居がかっており、「現行犯」というには無理があります。この女性は、「弱者」に暴力を振るい、「代執行」までして、無茶に新基地建設を強行していると激しく弾劾していました。
警察官は基本的に地方公務員であるものの、国の意思を体現する弾圧機関に成り下がっている。不当逮捕を許さず、あくまでも新基地建設に反対し、安和や塩川での土砂搬出に執拗に抗議の声を揚げていこうと、私も再確認致しました。
今日集っていた名護署への抗議者は20名余りです。