ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

米軍コロナの毎日ですが(20200715)

2020年07月15日 | 米軍のコロナ対策
2020年7月15日(水)晴れ
 今朝の新聞も米軍コロナ報道で沸いている。もうウンザリ。しかし監視の目を光らせなければ、我々の命が危うくなりかねない。幾つか報告する。
①在沖米軍第10地域支援群(読谷村・トリイ通信施設)は、異動要員の到着が感染を拡大し、また大規模パーティが感染を広げていると2020年7月10日の通達文書の中で指摘していた。当たり前の指摘だが、こう打ち出さざるをえないほどの惨状の反映であろう。
 因にトリイ通信施設は関係各国の情報を把握するスパイ組織であるからこそ、相手(敵国)につけこまれないよう、厳重に対応するのは当然なことなのだろう。 
②岩国基地で発覚した感染者3名は、羽田から入国していたが、羽田での入国時に、岩国までレンタカーで移動すると言っていたようだ。これは既報の通り、羽田空港から岩国錦帯橋空港(岩国基地)便で移動していた。要は機内感染の可能性もあると言うこと。調査と検査が必要です。
 虚偽申告はダメでしょう。河野防衛大臣は「極めて由々しき事態だ。米側には厳格な処分と再発防止の徹底を申し入れた」そうだ。「厳格な処分」以前に、異動にあって厳格なルールを作り、遵守させることだ。米国本国でどれだけ感染者が広がっているのか、自覚が全く足りない。これは個人だけの問題にあらず。組織のケジメだろう。防衛大臣・防衛省・外務省は米国本国の実態を弁えろ。
③北谷町で7月12日に実施した沖縄県のPCR検査結果が出た。130名全員が陰性だったという。米兵が出入りしたバーなどの従業員らへの検査。ほっとするとともに、受けていない人も少なくないだろうし、未だ安心できない。また、金武町や沖縄市の繁華街でも検査すべきだ。
 米軍が正確な米兵の立ち回り先などの調査結果を提供しなければ、確実な結果を出せない。在沖米軍は沖縄に駐留させて頂いていると自覚しているのであれば、きちっと対応するのは最低限のことだろう。都合のいいとこだけ、「米日同盟」などと言うものではありません。
④全駐労沖縄地区本部が「基地従業員にPCR検査を要求」している。基地内での従事なのだから、当然の要求だ。米軍は日本人だから沖縄人だからといった差別はやめろ。


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