2023年10月6日(金)晴れ 岩国の宿で起きたのが、9時近かった。昨夜、広島の旧友達と飲み過ぎた。岩国に泊まったのも久しぶりなのに、今回地形図「岩国」を持ってくるのを忘れてしまった。まぁ通い慣れた岩国基地周辺だから大丈夫だろう。
岩国市、岩国基地は、山口県の東の端。隣は広島県。
私は1990年、広島に通い出したときから、呉・岩国も歩いてきた。私の知る岩国基地は米国海兵隊の航空基地(海上自衛隊も)だったが2010年に滑走路を沖合に移設した。2018年3月、横須賀の空母艦載機が神奈川県厚木基地からここに移駐してきた。こうした動きは全て対中作戦に備えた動きだったのだ。
その渦中に(2013年10月)私は東京から沖縄島・名護市に移り住んだ。こうして私が見る岩国の図は大きく変わってきた。
岩国駅方向から南下。今津川を渡る。今、ここに「一般車両/右」「基地入場車両/左」の案内が出ている。9:40
岩国基地の滑走路が沖合に移転する工事が行なわれていた時代、この道路に工事車両が何十台と並んでいるのを見たものだ。
それが今では日常的に米軍基地へのサービスとして車線が分けられている。
橋の上から今津川河口部、沖合を見る。基地は右側。対面は何処だったか? 9:46
あーあ、忘れた。昔(1990年代)、ここいらを歩いていて、私は、島を分からず、苦労した。お陰で瀬戸内の海を隔てる島々を判別する作業をやったのだが、忘れた。しかしこうした努力が今の沖縄での地形を判別する意義深さを自覚することに繋がっているのだから、無意味ではなかった(と思いたい)。
あれは岩国市市民文化会館だ。9:52
天井部の球形の屋根覆いは、飛行騒音を和らげる仕組みだと聞いている(コンサート会場があるからね)。
今津川沿いを東に歩く(河口部へ)。
右を振り向けば、岩国飛行場の管制塔だ。ここもフェンス沿いに刃の線がぐるぐる巻きにされている。左奥にちらっと見えるのがF-35B戦闘機だ。10:09
今津川の右側。ガードレールの下は米軍基地。10:12
早速飛んでいる、F-35B戦闘機だ。B型は空中浮遊ができる。上から下に降りれるのだ。10:19
米軍トラックがどこからか土砂を運び込んでいる(ずーっとやっていた)。10:29
F-35B戦闘機が飛び回っている。10:40
こうだ! ここいらに人家はないが、川を越えれば工場地帯が広がっている。10:40
右奥に米国海兵隊のFA-18Dホーネットだ。戦闘攻撃機。10:47
飛び出した。10:54
10:57 繰返し飛んでいる。ホーネット。戦闘機の轟音は凄い。
10:58 F-35B 統合打撃戦闘機と言われている新世代の戦闘機。ステルス性による防御能力、周囲360度を認識でき、宇宙衛星、空中、地上を結ぶ情報集約力による攻撃能力の高さなど、戦闘機として優れているらしい。
嘉手納基地や普天間基地にも度々飛来し、演習を繰り返しており、琉球諸島を巡る戦争になれば、私たちも、こいつらに襲われかねないのだ。ただ轟音が凄いとか、「外来機だから、飛来するな」ではなく、戦争のパターンを思い描かなければならないのだ。憂鬱の極みだが。
真上を飛ぶホーネット。11:03
真下に来すぎたのだ。軍事マニアが大勢来ており、車のない私は不利。日陰がなく、うっかりすると下に転落する場所だから。
KC-130J空中給油機。2015年まで普天間基地に居た奴だ。今でも嘉手納などへ度々飛来している。11:07
岩国と嘉手納・沖縄の演習が繋がっており、また琉球諸島を巡る戦争態勢もつながっている。
うっかりすると、画面からすぐはみ出る。
カメラ・レンズを持ち替えて撮り直す。11:08
戦闘機が静かになったかと思えば、海上自衛隊のヘリだ。11:10
派手な色だな。
CH-101 どうも南極での活動のためのヘリだという。「しらせ飛行隊」11:14
だから派手な色なのだ。私が子どもの頃は、南極観測への運送は自衛隊ではなかったはずだ。
再びF-35B戦闘機の独壇場に。11:31 垂直に下りるようだ。11:31
下りて戻っていくF-35B戦闘機。後ろはANAの民間輸送機ボーイング737-800だろう。11:35
11:35
飛び上がったボーイング737-800。11:38
今度来るときにはあれできたいな。沖縄からは一日1往復しかないから、不便なのだ。
またF-35Bだ。これが主力だから致し方ないが、垂直下降を撮るのも飽きた。11:47
このパターン。11:47
11:54 駐機場に戻る。11:54
F-35B 戻ってきた。どうも絵が欠ける。まだ私が集中力に欠けるからだ。11:55
(続く)