ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

ちょこっと小海線沿線へ①(20240721)

2024年07月24日 | 旅の記録

 今回の東京方面は、①清里あたりを歩く、➁仲間だった人が亡くなり、偲ぶ会に参加する、③写真の印刷用紙を買い込むの3点セット。用件があれこれになってしまい、あたふたしながらも一日を切り分け、無事に貫徹。

 中央本線小淵沢駅(乗り換え)に下りたのは、2011年8月以来。13年ぶりだ。以前はこの辺りの山に登ったり(単独)、ジャズコンサートに行ったり(単独あるいは音楽仲間と)、連れと歩いたりしていたエリア。

 今回は甲斐小泉にある平山郁夫シルクロード美術館(駅から1分)を見てきた。私は彼の絵になじみ深く、2015年に瀬戸内にある平山郁夫美術館を見ている。彼はヒバクシャで、広島で被災しながら、命からがら瀬戸内に逃げ帰ったときの絵は、印象深い一枚だ。絵のうまさならぬ、衝撃的な絵だ。

 このシルクロード美術館は、彼がアジアから中東まで仏教文化を辿った(200回近く)成果が展示されている。こうしてみると仏教の文化は昔、広くあちこちにあったようだ。所変わっても、心は生きていたのだろう。宗教に権力闘争の火種がつくと、権力の奪い合いになり、廃れていくようだ。権力者たちの勝手で、宗教文化が破壊されたり、利用されてきた人間界の歴史に悲しみを覚える。

 平山さんの絵は、そうした暴力に抗いながら、人間性の美を追求したかったのだろう。沖縄に200回通うのも大変なことだが、シルクロードに200回の偉業は、並大抵のことではできまい。それだけでも尊敬に値する。

はなしはかわって、甲斐小泉駅。

甲斐小泉のホームから下り側。15:58

よく見るとカーブが細かい。ここに車輪が乗り、台車が乗っているのだ。

来たよ! 16:04

16:04 足下の草が揺れるだろうと思っていたが、揺れず。

16:06 入線してきた。

ディーゼル列車だ。小淵沢方面に発車。16:06

16:36 きたきた。これに乗るのだ。こちらは逆光で、このラインがギリギリ。

甲斐大泉に向かうのだ。

 



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