2020年12月23日(水)薄曇 長崎県川棚町石木ダム建設反対運動現場など。
今朝も石木ダム予定地に向かう。合流点から左側の川へ。
9:05 こっちの流れの方がはるかに流量が多い。
刈り取られた水田。9:08
道路から石木川に下りていく。畠になっている。9:09
石木川の水辺に下りた。幾つものケルンが積まれていた。9:10
否、川への祈り神か。
川の脇に咲いていた。9:14
ここいら全部が水没させられるのだ。
9:23 ここも水没予定地。
上部の民家は木場地区。この下まで水位が来る。9:29
棚田の多くも水の中に。
こうした棚田も水の中。蛍が棲む、カワセミが棲むといわれているが、この環境だから間違いないだろう。9:30
こうした環境を壊しながら、「環境保全」てどういうことだ。ご都合主義と言わざるをえない。「公共事業」の偽善は何処も大同小異。
川原(こうばる)地区の看板。9:36
「ここは こうばる ホタルの里 ふるさと愛する人が住む」そうした場所を誰が壊すのか?
昨日の合流点に戻ってきた。「聞か猿」君の小屋。9:37
今日は車で入れるところまで来た。
座り込みに多数の人人が来ている。9:45
おはようございます。女性達が賑やかだ。9:50
左の女性は地元の人だと。我々は沖縄からお菓子をお土産に持ってきた。紅芋タルト。ささやかすぎた。
座り込み。やっぱり寒い。9:57
座り込む反対側に土砂採掘の鉱山がある。10:02
もしもだが、この鉱山とダムと並んだら、景観も環境も一挙に悪くなる。
座り込み上部から撮影。付け替え道路が鉱山を見下ろすことになる。10:07
上を見たらこうだ。付け替え道路。コンクリートの塊は何処でも同じようなものだろう。10:08
向こうにいるのは長崎県職員。監視に来ている。10:19
私たちは現場を離れた。川棚川沿いから左上の座り込み現場を振り返る。皆さん、さようなら。頑張りましょう。10:57
現場で闘っている人達は、場所を異にしていても、通じるものがある。対峙している相手が50歩100歩だからか。対峙している緊張感や誇りが似ているのか。
このダムの概要。重力式(普通の)コンクリートダム。有効貯水量518万立方メートル。堤高=55.4m。海面(大村湾)から63mが常時水面下に。堤の長さ=234m。
渇水対策が主な建設理由。見積もり過剰であり、不確定の人人の幸福のために、確定(現実)の人人の不幸を強いるものだ。「公共事業」といえば、何でもオーケイという権力の奢りがあるだろう。私たち民衆は、権力のこうした「常識」・奢りをぶち破らなければならないようだ。金儲けに冠する「公共」を問い詰めるシビヤな対応が求められているのは、おかしなことだ。しかしやるしかないのだ。奴らの既得権益をぶっ壊そう!