2024年1月22日(月)曇 ➁
本日の本題は、沖縄防衛局への抗議集会・要請行動だ。
私はバスで嘉手納を目指す。決定的に遅刻だ。10時30分から集会が始まるはずだ。バス1本外れると、大胆に遅れてしまうのだ。
私が到着したのは11時30分前。
本日の行動は、オール沖縄会議などが主催。国(沖縄防衛局)の代執行に抗議・要求行動だ。
抗議・要請団は、中に入っている。
宜野湾市議の桃原功市議が吠えていた。辺野古移設に加担している宜野湾市松川政則市長を弾劾。「危険除去」と言うが、辺野古に押しつけることを無視している。このままでは、普天間基地は返還されないことをどう考えているのかと、強く主張。11:33
私は考える。国の新基地建設を巡る言辞は、殆ど嘘であり、ペテンだ。宜野湾市民の願望論で考えることは最悪である。幻想と願望は一体になってこそ、政府に利があるのだ。こうした言説を打ち破る取り組みが重要だ。
沖縄防衛局を前に。11:37
11:40 この3つのスローガンは緊要な要求/決意であろう。
交渉団が戻ってきた。
11:49 うるま市島ぐるみ会議の仲間が歌う。諦めない歌声が響く。
「私人」11:49
沖縄防衛局は、「私人」を装っている。「私人」を装い、行政不服審査請求の事務手続きで、沖縄県の権利を無効にしてきたのだ。国の変更申請を「不承認」という国に対する沖縄県の処分を、公有水面埋立法などの審議を経ずにスルーする手段がこの「私人」手法。裁判で中身を審議することすらスルー。その結果が最高裁判決にまで至る。国の姿を隠し、「私人」にすり替わって、幻の国になっている沖縄防衛局・日本国を私は許さない。徹底的に追及していきたい。
国会議員や県議の怒りの報告があった。
代表団のお一人平和市民連絡会の北上田毅さんが報告。2点
①県との事前協議のない工事強行の意味、➁捨て石の洗浄がされないまま大浦湾に投げ込まれている現状について
①について伊藤晋哉局長は、護岸工事の資材置き場になる作業ヤードの建設は、協議の対象外だと主張。その根拠は「当局の認識として大浦湾側の護岸等を対象にしている」からだと。
➁「採石場で150秒間洗浄している」と主張したらしい。
①は作業ヤードの建設は、大浦湾の埋め立ての為の作業ヤードであり、「別件」だと言えるはずがない。
➁は海底に投下されている捨て石から白塵が舞っており、到底洗浄しているとはいえない。そのうえ、安和などから出てくるトラックは濡れていないことも確認している。
伊藤局長は、詭弁・強弁を弄しているのだ。
この国、沖縄防衛局は常にこうだ。詭弁・強弁・嘘。情けない。
しかし時間30分では、こんなものだろう。適当にごまかしてオシマイ。
こうした詭弁・強弁・嘘を食い破る闘いが問われているのだ。どうしたら「オシマイ」を跳ね返せるのだろうか?
12:09 集会の閉めに頑張ろう三唱。
12:09 本日の結集は約130名。お疲れ様でした。
打って一丸となって闘い続けなければなるまい。
それにしても能登半島大地震のようなことが起きる島国で、防災よりも軍事(金儲け)が最優先される国ってなんだろう。政権・権力は我が身の儲けだけを考えているのだろう。米国と共に甘い汁を吸う奴ら。住民のことなどおかまいなしだ。否、人の命を「票」として考え、政権さえ維持できれば良いのだ。
こうシビアに考えると、私も気が抜けてくる。だが、この現実の先に何が起きるのかをもっとシビアに、冷徹に考えれば、許さないと考え続ける他にないだろう。頑張ろう。