おはようございます。本日2025年2月5日(水)曇
昨日から寒い。歩いていても、暑くならない。歩いていると、身体はエネルギーを燃やしていると実感できる。暖かくなり、熱くなる。下手に着ていると、熱くなりすぎる。そこに吹かれると、風邪を引く。昨日の私は、瀬嵩のおやまにいたので、木が風を防ぎ、寒くなかった。早めに帰ったので、一目散に歩かず、撮りながら。体内の温度を適度に保った。さてさて今週後半はどうなるか?
ある県外の方から、日米地位協定について、触れたいので、写真はないかと、間接的に問い合わせがあった。コラムで書きたいと。私は直接対応していないので、先方の意向を掴めずだったが、コラムで書くならば、よほど一点に絞って書き、憲法の上位にある地位協定の「普遍性」に触れるべきだろう。そもそもコラムで扱えるものだろうか? 半端に書いても仕方ない。旅先で触れた問題を扱うならば、正直にそう書けばよく、自分たちで撮ったブツで足りるはずだ。
日米地位協定とは、憲法の上位にあるともいえるが、だからこそ「米日地位協定」なのであり、市民の暮らしの中に浸透しているものだ。それを見極めるのは、容易ではない。例えば、米軍基地のフェンスに掲げられている「警告版」じたいが地位協定の本領を日常的に発揮していると知るべきだ。こんな看板は基地沿いにいくらでもある。また、基地によって細かな表現が違う。特に日本語表示が違う。何しろ誰が掲示しているのかの責任主体が書かれていない。在日米軍ですか、外務省ですか、沖縄防衛局ですか? いろいろあるのかもしれないが、管理主体を掲げないことは、表の内容の下に見えない暗部があることを示唆したいのだろうか。
米日地位協定は、管理主体を掲げない、それを容認している日本政府の問題だ。要は共犯関係にあるのだ。笑顔であれ、苦虫をかみつぶしたようであれ「共犯」関係なのだ。防衛省・外務省は「妖怪」なのだろう。背広を着た「妖怪」たち。
私はこうした「妖怪」を許容したくない。曖昧にしていたら、どこまでも膨れ上がっていく。凍り付く。
沖縄で寒いとか、暑いとか、気温の変化は微妙にあるが、米日地位協定は1年365日、「妖怪」のままだ。事態が明らかになって、見えてくる貌がくるくるかわる。条文読み(だけ)では分からない。