昨日午後から、善通寺駐屯地の話しを書くために、色々と調べ直していた。時間切れとなり、一字も書けなかった。善通寺という町(香川県善通寺市)の成り立ちや現在。全国の陸自部隊の中で編成されている即応機動連隊の現状など。けっこう面倒くさく、計画と現状の違いなど、正確に押さえておきたいものだ。お陰で、様々な疑問点も浮かびあがってきた。
今朝の新聞の一面は、大城立裕さんが昨日2020年10月27日亡くなられたとある。やはり驚きを禁じ得ない。95歳だった。
私も「カクテルパーティ」(1967年作)他の文学作品を読んできた(同書を私が読んだのはいつごろだったのか不確かだが、1990年代のことだと思う)沖縄に根ざした文学や組踊りなどと取り組まれ、新基地建設にも明確に反対の声をあげていた。2015年の県民大会の共同代表も務められていた。
非文学的な私からすれば、読み直さなければと思う次第だ。字面の下に潜んでいる内面を読み込めたらなと思うのだ。
文化は生きているひとり一人がつくり出すものだから、継承も可能だし、発展させることもできるはずだ。私に何ができるかはともかく、同氏の『琉球処分』などを読み込んでみたい。
今度の旅で、お前は(地域)経済のこともやらなければダメだろうと言われ、そうだなとなって思っているところだが、文学・文化もだろう。人間が生きるって事をどれだけ噛みしめるかがなければ、言葉が薄っぺらになってしまうのだから。
今日は水曜だけど、辺野古に行きます。