ヤマヒデの沖縄便りⅣ 歩き続けて 歩き続ける 再び

「基地の島」沖縄を歩き続け34年、気ままに綴ります。自然観察大好き。琉球諸島を戦場に据える「島嶼防衛」は愚の骨頂。
 

今日やったことと明日へ(20240409)

2024年04月09日 | 沖縄暮らし

本日は2024年4月9日(火)-10日 曇(一時雨?)

 9日朝は、また雨かと思いながら、6月に行なわれる沖縄県議選について少々書いた。

【資料作りⅠー選挙区別、自治体別基地群資料】

 その中で、「2024年6月沖縄県議選を巡る選挙区別基地問題概要」(仮題)を書き始めた。これは2021年10月の衆議院選挙に際して、衆院選の選挙区ごとに自治体別に米軍・自衛隊の基地群を私が整理したものから再編集する予定だ。

 この間に新設された基地群も少なくなく、また2022年12月の安保3文書による新たな計画が多く、相当アップ・ツー・デートしなければならない。本日この書き換えの基礎を終えたので、今週中に色々と補正して使える資料に仕上げるつもりだ。これがあると地域の課題と全沖縄の課題が見えてくるはずだ。日本全体のことも検討素材となるだろう。今回は国が軍事利用を進めている民間港、民間空港や重要土地規制法の監視区域も差し込む予定。

【資料作りⅡー立憲民主党】 

 自民党が裏金問題でケチがついているのに、未だに「安泰」なのはなぜだろうか。野党がだらしないからだろう。自民党との違いが見えない政党が多いのだ。自民党は財界と米国と地域保守層の膝枕でノウノウとしている。アンチとして目に付くのは、日本共産党とれいわ新選組ぐらい。社民党は小さくなりすぎた。野党第一党は立憲民主党だが、彼らは何をしたいのかわからない。何がリベラルなのか、自民党と何処が違うのか、綱領とか沖縄県連の結成宣言などを読んだが、曖昧だ。私には、もう少し勉強しないと分からないが、沖縄でも彼ら立憲民主党の立ち回りを研究すべきだろう。これも県議選前にまとめておきたい。県議選だと最後は人だから、個々の候補者の立ち位置や人柄も知らないと判断できないだろう。形にしていきたい。

【メニューと政治変革】

  政治が面倒くさいのは、ひとり一人が気にしないと分からないし、動きださないと見えてこないからだ。持続力と集団力が必要だ。めんどうだからこそ、どうしても長いものに巻かれろと、スルーしたくなってしまうのだろう。

 私の原点は、1964年の東京オリンピックによる自然破壊が端緒だったから、忘れもしない。そこから1967年に新浜を守る会を結成したり、大車輪で動いたものだ。動機がはっきりしていた。

 唐突だが、メニューと政治変革を考えたい。メニューとは何を食べたいか、食べるのかだ。外食もあるが、私は基本自炊だから、食料は何があるか(在庫)、お金はいくらぐらいあるか、何を食べたいかで決まる。予算の問題を除けば、自分で決められる。政治はそうはいかない。○○したいなのか、××したくないか。言葉が介在し、如何なる要求や希望に固めるか。そして個人技+集団の団結の力がモノを言う。政治選択はそもそも生まれた場所と時代性に大きく規定されているのだが、気づいていないのだ。さらに質が悪いことに日本では過去の侵略戦争などの問題を捉え返す作業も殆どやられていない。日本国と沖縄の差別の関係も清算されていない。

 「裏金」に溺れる政治変革のために、安保に翻弄される政治変革のために、夢も希望もない政治変革のために、生きていける収入、医療と福祉のための政治変革、差別のない・戦争のない・軍事で儲ける社会の政治変革のために、米国に依存しない政治変革のために、目に見える形にしていくレシピのようなものが必要なのだ。「世界に絶望している? だったら変えよう。れいわと一緒に」などという呼びかけもある。

 諦めを怒りや知性に、怒りや知性を言葉や行動に、結集していきたいものだ。飯を食う元気があれば、政治を変えることに動きだそう。その第一歩は、疑問に抱き、確かめ、検証していく好奇心と知性の力だ。メニューの如く次々と書き直せる、手間と暇は重要だ。



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