おはようございます。昨日、旧テントメンバーなどで年末ランチ会をやった。久しぶりにフルメンバー(5名)が集まった。もうこれでラストだろう。新年に、沖縄を離れる人もいる。ひとつの歴史が終わった。
ひとりひとりが2021年を語り合った。私もこの一年の変化を語った。今私が考え、執筆していることを話した。原稿はなかなか難渋しているのだが、要旨を語った。これまで私が語ってきたことの集大成でもあり、このメンバーには、納得を得たと思う。
しかし誰も言わないことを、こうだと言うのは、なかなか勇気がいる。何故誰も言わないのだろうか。思考が停まっているのか? 沖縄だから語られない部分かもしれない。一方で、沖縄県外からも語られない。安保粉砕の声が完全に消滅している今。また、沖縄への同調もあるのだろう。
私は、くだらないスローガンを述べる立場をとっくに卒業している。だか、米日同盟の根幹は安保体制にある。いや、沖縄占領から始まった軍事支配にあり、安保条約は文言であり、実態は違う。構造に迫ることが重要だ。
日本国憲法と安保と天皇の問題も、ズレがある。やはり条文だけ読んでみても解けない構造。「日本人」の私が言うのは、そうとうストレスフルだ。沖縄におけるストレスと、この憲法と安保と天皇という「日本の秘密」に肉薄しなければ、私たちは自滅の道を早めていくばかりだろう。憲法9条だけを語っても無力なのだ。
そう思ってきた私は憲法を軽視しがちだ。昨夜、室蘭工業大の清末愛沙(憲法学、家族法)がネットで、9条と24条のことを語っていた。この関連を語る人が少ないと嘆いていた。彼女の苦労が分かる。DVと戦争の相似性。清末さんと久しぶりにじっくり話してみたい。
今難渋していることも、その奥に、一筋縄で解けない縛りがあるのかも知れない。
昨日の朗報。沖縄を離れる彼が、印刷用紙2500枚プレゼントだと。取りに行くのが大変だが、これは嬉しい。先日もあっという間に500枚が消えたばかりだった。資料を読むためにはプリントアウトしなければ、不可能だ。それをバインダーに閉じて、時間列に整理。難渋原稿に反映されている。
もう8時だ。難渋原稿をしあげるぞ。